メッセージ待ち行列

CCSID 処理をオンに設定すると、メッセージを表示または印刷する前に、メッセージの表示や印刷を行うシステム提供の表示装置ファイルと印刷装置ファイルがメッセージ待ち行列の CCSID をジョブの CCSID に変換します。

メッセージを正しく印刷、表示するには、ジョブの CCSID の設定を装置の CHRID 設定のコード・ページ部分と同じにしておく必要があります。

V3R1 以前のリリースのオペレーティング・システムで作成された メッセージ待ち行列上に存在するメッセージを最初に使用するときには、 CCSID 65535 が割り当てられます。

メッセージ待ち行列の CCSID の判別

メッセージ待ち行列の CCSID を判別するには、以下のステップを実行します。

  1. 次のように入力します。
    DSPMSG MSGQ(MYLIB/MYMSGQ) ASTLVL(*BASIC)
    ここで、MYLIB はメッセージ待ち行列が保存されるライブラリーです。MYMSGQ はメッセージ待ち行列の名前です。
  2. F22 (リスト詳細の表示) を押します。
注: 「メッセージ待ち行列属性の読み取り (Retrieve Message Queue Attributes)」(QMHRMQAT) アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) を使用して、メッセージ待ち行列の CCSID を判別することもできます。

ジョブ・メッセージ待ち行列、システム応答リスト、およびヒストリー・ログについては、オブジェクト・レベルの CCSID は、常に 65535 になります。ジョブ・メッセージ待ち行列、システム応答リスト、およびヒストリー・ログについては、オブジェクト・レベルの CCSID を変更したり、表示することはできません。