権限の表示 (DSPAUT)

権限表示(DSPAUT)コマンドは,そのオブジェクトの認可されたユーザーのリスト,およびそのオブジェクトに対するユーザーの権限を表示します。また,オブジェクトが権限リストによって保護されている場合には,権限リストの名前も表示されます。

指定されたオブジェクトについて,次が表示されます。

オブジェクトに対応した所有者名がない場合には,そのオブジェクトに対する権限は表示されません。

このコマンドを使用するのに必要な権限については,System i機密保護解説書(SD88-5027)の付録Dを参照してください。

統合ファイル・システム・コマンドの詳細については,IBM i Information Center(http://www.ibm.com/systems/i/infocenter/)の「統合ファイル・システム」トピック・コレクションを参照してください。

パラメーター

キーワード 記述 選択項目 ノーツ
OBJ オブジェクト パス名 必須, 定位置 1
SYMLNK シンボリック・リンク *NO, *YES オプショナル
OUTPUT 出力 *, *PRINT オプショナル

オブジェクト (OBJ)

認可ユーザーおよびその権限を表示するオブジェクトを指定します。

パス名を指定するときの詳細については,IBM i Information Center(http://www.ibm.com/systems/i/infocenter/)の「プログラミング」カテゴリーの「制御言語(CL)」トピック・コレクション の「オブジェクトの命名規則」を参照してください。

これは必須パラメーターです。

パス名
特定権限が表示されるオブジェクトのパス名を指定します。

オブジェクト・パス名は,単純名かあるいはオブジェクトが入っているディレクトリーの名前で修飾された名前とすることができます。パス名の最後の部分にパターンを指定することができます。アスタリスク(*)は任意の数の文字が突き合わされ,疑問符(?)は単一文字が突き合わされます。パス名が修飾されているか,あるいはパターンを含んでいる場合には,パス名をアポストロフィで囲まなければなりません。

シンボリック・リンク (SYMLNK)

パス名の最後の構成要素がシンボリック・リンクの場合には,シンボリック・リンクまたはそのシンボリック・リンクで指示されるオブジェクトを表示するかどうかを指定します。

*NO
シンボリック・リンク・オブジェクトは表示されません。そのシンボリック・リンクによって指示されるオブジェクトは表示されます。
*YES
オブジェクトがシンボリック・リンクの場合には,シンボリック・リンクが表示されます。そのシンボリック・リンクによって指示されるオブジェクトは表示されません。

出力 (OUTPUT)

コマンドからの出力を,要求元のワークステーションに表示するか,あるいはジョブのスプール出力で印刷するかを指定します。

*
出力は表示されるか(対話式ジョブによって要求された場合),あるいはジョブのスプール出力で印刷されます(バッチ・ジョブによって要求された場合)。
*PRINT
出力はジョブのスプール出力で印刷されます。

1:ユーザーおよび権限の表示

DSPAUT   OBJ('/QSYS.LIB/ARLIB.LIB/PROG1.PGM')

このコマンドは,このコマンドを入力したユーザーに対してPROG1という名前のオブジェクトに対する許可ユーザーおよびその権限を表示します(そのユーザーにそのユーザーに対するオブジェクト管理権がある場合)。 PROG1はARLIBという名前のライブラリー内にあるプログラムです。システムは,出力リストを表示する装置には*を想定します。コマンドがバッチ・サブシステムに入力された場合は,出力はジョブの省略時出力待ち行列に入れられます。コマンドが対話式サブシステムに入力された場合は,出力はこのコマンドが入力された装置に表示されます。

2:ユーザーのリストの印刷

DSPAUT   OBJ('/MYDIR/MYOBJECT')  OUTPUT(*PRINT)

このコマンドにより,MYDIRディレクトリー内のMYOBJECTの許可ユーザーのリストが印刷されることになります。

エラー・メッセージ

*ESCAPE メッセージ

CPDA080
ユーザー・プロファイル名が長すぎる。
CPE3101
回復不能入出力エラーが起こりました。
CPE3408
引き数に使用されたアドレスが正しくない。
CPE3418
考えられるAPAR条件またはハードウェア障害。
CPE3474
不明なシステム状態。
CPFA0AA
スペースを獲得しようとしている時にエラーが起こった。
CPFA0AB
オブジェクトの操作が失敗しました。オブジェクトは&1です。
CPFA0AD
機能がファイル・システムによってサポートされていない。
CPFA0A1
入力または出力エラーが起こった。
CPFA0A2
この操作に渡された情報が正しくない。
CPFA0A3
パス名分析解決によりループしている。
CPFA0A4
処理するにはオープンされているファイルが多すぎる。
CPFA0A5
オープンされているファイルが多すぎる。
CPFA0A7
パス名が長すぎる。
CPFA0A9
オブジェクトが見つからない。オブジェクトは&1です。
CPFA0B1
要求された操作は使用できない。アクセスの問題です。
CPFA0C0
バッファー・オーバーフローが起こった。
CPFA0C1
CCSID &1は正しくない。
CPFA08B
パス名を*で始めることはできない。
CPFA08C
パス名ディレクトリーにはパターンを使用できない。
CPFA08E
複数の名前がパターンと一致した。
CPFA085
ユーザー&1のホーム・ディレクトリーが見つからなかった。
CPFA086
パス名で対応する引用符が見つからなかった。
CPFA087
パス名にヌル文字が入っている。
CPFA088
パス名パターンが正しくない。
CPFA09C
オブジェクトが認可されていない。オブジェクトは&1です。
CPFA09D
プログラム&1でエラーが起こった。
CPFA09E
オブジェクトが使用中。オブジェクトは&1です。
CPFA09F
オブジェクトに損傷がある。オブジェクトは&1です。
CPFA091
ユーザー名ではパターンは使用できない。
CPFA092
パス名が変換されなかった。
CPFA093
パターンに一致する名前が見つからなかった。
CPFA094
パス名が指定されていない。
CPF1F05
ディレクトリー処理が正しくない。
CPF1F41
パラメーター・リストのアドレス指定中に重大エラーが起こった。
CPF1F4A
ディレクトリー項目の数を示す値が正しくない。
CPF1F53
データ・バッファーの長さを示す値が正しくない。
CPF2203
ユーザー・プロファイル&1が正しくない。
CPF22F0
処理時に予期しないエラーが起こりました。
CPF2225
内部システム・オブジェクトを割り振ることができない。
CPF9801
ライブラリー&3にオブジェクト&2が見つからない。
CPF9802
&3のオブジェクト&2は認可されていない。
CPF9803
ライブラリー&3のオブジェクト&2を割り振りできません。