RDBディレクトリー項目の追加 (ADDRDBDIRE)
| 実行可能場所: すべての環境 (*ALL) スレッド・セーフ: いいえ |
パラメーター 例 エラー・メッセージ |
リレーショナル・データベース・ディレクトリー項目追加(ADDRDBDIRE)コマンドによって,リレーショナル・データベース・ディレクトリーに項目を追加することができます。リレーショナル・データベース(RDB)項目は,ローカル・データベースまたはリモート・データベースを表します。項目と関連したRDBを,システム・データベースまたはユーザー・データベースとして分類することもできます。
1システムには,システム・データベースは1つだけです。これは,システム補助記憶域プール(ASP番号1)として定義され,基本ユーザーASP (ASP番号2-32)が構成されます。1つのシステムに1つ以上のユーザー・データベースがあるように構成できます。ユーザー・データベースは,構成済みで使用可能なASPグループであると定義されます。そのようなデータベースは,それを通してもシステム・データベース上のすべてのオブジェクトにアクセスできるように,システム・データベースに結合されます。
注: このコンテキストで使用されるように,「システム」は,複数の区画で構成されているSystem iマシンの1つの論理区画であることが可能です。
ローカル・データベースには,システム・データベースおよびこのシステム上で使用可能な任意のユーザー・データベースが含まれます。リモート・データベースは通常別のシステムにありますが,このシステムで構成された使用不可能なASPグループは,システムのクラスター内の別のノードに切り替えられているので,これも一時的にリモートとして見なされます。
制約事項:
- アプリケーション・リクエスター・ドライバー (ARDPGM)パラメーターに指定されたライブラリーおよびプログラムに対する実行(*EXECUTE)権限が必要です。
| 上 |
パラメーター
| キーワード | 記述 | 選択項目 | ノーツ |
|---|---|---|---|
| RDB | 項目 | 要素リスト | 必須, キー, 定位置 1 |
| 要素 1: リレーショナル・データベース | 文字値 | ||
| 要素 2: リレーショナルDBの別名 | 文字値, *NONE | ||
| RMTLOCNAME | リモート・ロケーション | 単一値: *ARDPGM, *LOOPBACK, *MIRROR その他の値: 要素リスト |
必須, 定位置 2 |
| 要素 1: 名前またはアドレス | 文字値, *LOCAL | ||
| 要素 2: タイプ | *SNA, *IP | ||
| PORT | ポート番号またはサービスPGM | 文字値, *DRDA | オプショナル |
| RMTAUTMTH | リモート認証方式 | 要素リスト | オプショナル |
| 要素 1: 優先方式 | *USRENCPWD, *USRID, *USRIDPWD, *ENCUSRPWD, *KERBEROS, *ENCRYPTED | ||
| 要素 2: より低い認証の許可 | *ALWLOWER, *NOALWLOWER | ||
| ENCALG | 暗号化アルゴリズム | *DES, *AES | オプショナル |
| SECCNN | 保護接続 | *NONE, *SSL | オプショナル |
| DEV | 装置 | 要素リスト | オプショナル |
| 要素 1: APPC装置記述 | 名前, *LOC | ||
| LCLLOCNAME | ローカル・ロケーション | 通信名, *LOC, *NETATR | オプショナル |
| RMTNETID | リモート・ ネットワーク ID | 通信名, *LOC, *NETATR, *NONE | オプショナル |
| MODE | モード | 通信名, *NETATR | オプショナル |
| TNSPGM | トランザクション・プログラム | 文字値, *DRDA | オプショナル |
| ARDPGM | アプリケーション・リクエスター・ドライバー | 単一値: *DRDA その他の値: 要素リスト |
オプショナル |
| 要素 1: プログラム | 修飾オブジェクト名 | ||
| 修飾子 1: プログラム | 名前 | ||
| 修飾子 2: ライブラリー | 名前, *LIBL, *CURLIB | ||
| TEXT | テキスト | 文字値, *BLANK | オプショナル |
| 上 |
項目 (RDB)
リレーショナル・データベース名情報を指定します。
これは必須パラメーターです。
注: 有効なリレーショナル・データベース名および別名には,A-Z, 0-9, @, #, \,および_を使用できます。
要素1: リレーショナル・データベース
- 文字値
- リモート・ロケーションで識別されるリレーショナル・データベース名を指定します。名前には最大18文字を指定できますが,DB2 UDB FOR Z/OSリレーショナル・データベース名は16文字までに制限されています。
要素2: リレーショナルDBの別名
- *NONE
- このリレーショナル・データベースにはローカル別名はありません。
- 文字値
- リレーショナル・データベース別名を指定します。この別名は,上に指定されたリレーショナル・データベースをローカルに識別するのに使用されます。この別名には,最大18文字を指定できます。リレーショナル・データベースの別名は,*LOCALリモート・ロケーション名と共に指定されている場合は無効です。
| 上 |
リモート・ロケーション (RMTLOCNAME)
リレーショナル・データベース (RDB) があるシステムのリモート・ロケーション名を指定します。
これは必須パラメーターです。
単一値
- *ARDPGM
- ARDPGMパラメーターに指定されたアプリケーション・リクエスター・ドライバー・プログラムを使用して,RDBがアクセスされます。RDBを見つけるためにリモート・ロケーション名は使用されません。
注: *ARDPGMを指定した場合には,PORT, DEV, LCLLOCNAME, RMTNETID, MODE,およびTNSPGMパラメーターは無視されます。
- *LOOPBACK
- この値はホスト・システムのIPアドレスの別名です。
注: *LOOPBACKを指定した場合には,DEV, LCLLOCNAME, RMTNETID, MODE, TNSPGMおよびARDPGMパラメーターは無視され,2番目の要素の値は必ず*IPとなります。
- *MIRROR
- RDBは,DB2ミラー関係のもう一方のシステムでアクセスされます。
注: *MIRRORが指定されている場合,PORT, RMTAUTHMTH, DEV, LCLLOCNAME, RMTNETID, MODE, TNSPGM,およびARDPGMの各パラメーターは無視されます。
要素1: 名前またはアドレス
- *LOCAL
- この項目は,このシステム上のシステム・データベース(システムASPおよび基本ASP)です。RDBディレクトリー中の1項目だけに*LOCALを指定することができます。
注: *LOCALを指定した場合には,DEV, LCLLOCNAME, RMTNETID, MODE, TNSPGMおよびARDPGMパラメーターは無視され,2番目の要素の値は必ず*IPとなります。リレーショナル・データベースの別名は,*LOCALリモート・ロケーション名と共に指定されている場合は無効です。
- 文字値
- このパラメーターの最初の要素は,次のいくつかの形式で指定することができます。
- SNAリモート・ロケーション名(LU名)。最大8文字のリモート・ロケーション名を指定してください。この形式を使用する場合には,このパラメーターの2番目の要素は*SNA(省略時の値)でなければなりません。
- ピリオドで区切ったSNAリモート・ネットワークIDおよびリモート・ロケーション名。最大8文字のリモート・ロケーション名および最大8文字のリモート・ネットワークIDを指定してください。この形式でパラメーターを使用する場合には,このパラメーターの2番目の要素は*SNA(省略時の値)でなければならず,RMTNETIDパラメーターに指定するどの値とも一致しなければなりません。RMTNETIDパラメーターを指定しない場合には,RMTNETID値はRMTLOCNAMEパラメーターと一致するように設定されます。
- ドット10進形式のIPバージョン4アドレス。NNN.NNN.NNN.NNNの形式で,インターネット・プロトコル・バージョン4アドレスを指定してください。NNNはそれぞれ0から255の範囲の数です。この形式を使用する場合には,このパラメーターの2番目の要素は*IPと指定しなければなりません。
- コロン付き16進形式のIPバージョン6アドレス。XXXX:&ウナカホ. XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX&ウナカホ. :XXXX:XXXXの形式でインターネット・プロトコル・バージョン6のアドレスを指定します。ここで,各XXXXは,0からFFFFの範囲の16進数です。この形式を使用する場合には,このパラメーターの2番目の要素は*IPと指定しなければなりません。IPバージョン6には,IPV4-MAPPED IPV6アドレス形式(例えば,::FFFF:1.2.3.4)があります。IPバージョン6の場合,圧縮形式のアドレスが許容されます。
- IPホスト・ドメイン名。最大254文字の長さでインターネット・ホスト・ドメイン名を指定してください。この形式を使用する場合には,このパラメーターの2番目の要素は*IPと指定しなければなりません。
2番目の要素に*IPを指定した場合には,リモート・ロケーションのDRDAサーバーは,TCP/IPの使用をサポートしていなければならず,DEV, LCLLOCNAME, RMTNETID, MODE,およびTNSPGMの各パラメーターは無視されます。
要素2に*SNAが指定されている場合,DRDAサーバーはSNA接続をサポートしていなければなりません。SNAリモート・ロケーション名についての詳細は,AS/400 APPCプログラミング(SD88-5032)およびIBM i Information Center(http://www.ibm.com/systems/i/infocenter/)の「ネットワーキング」カテゴリー内のAPPN情報にあります。
要素2: タイプ
- *SNA
- RDBシステムはシステム・ネットワーク体系(SNA)アドレスおよびプロトコルを使用してアクセスされます。
- *IP
- RDBシステムは,ホスト名またはTCP/IP接続上のIPアドレスを使用して検出されます。
| 上 |
ポート番号またはサービスPGM (PORT)
RDBが存在するシステムと通信するためにリモート・ロケーションで使用されるTCP/IPポートを指定します。RMTLOCNAMEパラメーターに*IPを指定しなかった場合には,このパラメーターは無視されます。
- *DRDA
- 446という既知のDRDAポートが使用されます。
- ポート番号
- 1 - 65535の範囲の数値を指定してください。
- サービス名
- 最大14文字のサービス名を指定してください。この名前は,サービス・データベース・ファイルに登録されていなければなりません。
| 上 |
リモート認証方式 (RMTAUTMTH)
DDM/DRDA TCP/IP接続要求上の所望のリモート認証メソッドを指定します。使用される実際のメソッドは,クライアントとサーバー間の折衝プロセスの結果によって異なりますが,これは,使用可能な暗号化機能サポートおよびサーバーの機密保護構成によって異なります。i5/OSシステム上でDDM/DRDA TCP/IP機密保護を構成するのにCHGDDMTCPA (DDM TCP/IP属性の変更)コマンドを使用することができます。リモート・ロケーション (RMTLOCNAMEパラメーター)に*IPを指定しなかった場合には,このパラメーターは無視されます。
要素1: 優先方式
サーバーに提案される初期認証メソッドを指定します。サーバーによってサポートされる認証メソッドおよびこのパラメーターのより低い認証の許可要素に指定された値に基づいて,クライアントとサーバーの両方に受け入れ可能な認証メソッドが折衝されます。
- *USRENCPWD
- ユーザーIDおよび関連した暗号化パスワードだけが,DDM接続要求で送信されます。この認証メソッドを使用するためには,両方のシステムで暗号化機能がサポートされていなければなりません。
- *USRID
- ユーザーIDだけがDDM接続要求で送信されます。これが最低の認証メソッドです。
- *USRIDPWD
- ユーザーIDおよび関連したパスワードだけが,DDM接続要求で送信されます。この認証メソッドが使用される場合には,パスワードは暗号化されません。
- *ENCUSRPWD
- 暗号化されたユーザーIDと,関連する暗号化されたパスワードが,DDM接続要求で送信されます。この認証メソッドを使用するためには,両方のシステムで暗号化機能がサポートされていなければなりません。
- *KERBEROS
- 認証はKERBEROSを使用して行われます。RDB名は,ENTERPRISE IDENTITY MAPPING (EIM)環境のターゲット・プリンシパル名にマップされなければなりません。この認証メソッドを使用するためには,両方のシステムにKERBEROSを構成する必要があります。
注: 以下の値は,バージョン6リリース1モディフィケーション0より前のリリースのオペレーティング・システムとの互換性を保つためにのみサポートされています。
- *ENCRYPTED
- ユーザーIDおよび関連した暗号化パスワードだけが,DDM接続要求で送信されます。この認証メソッドを使用するためには,両方のシステムで暗号化機能がサポートされていなければなりません。値*ENCRYPTEDの代わりに値*USRENCPWDを使用することをお勧めします。
要素2: より低い認証の許可
このパラメーターの優先方式要素に指定されたものより低位の認証メソッドが,サーバーとの折衝時に受け入れられるかどうかを指定します。サーバーがこのパラメーターの優先方式要素に指定された値より高位の認証メソッドを必要とするように構成されていて,適用業務リクエスター・システムが高位の認証メソッドをサポートできる場合には,折衝された認証メソッドは常に優先方式より高位となることができます。認証メソッドを強度の高いものから低いものへ順にリストすると,次のようになります。
- *KERBEROS
- *ENCUSRPWD
- *USRENCPWDまたは*ENCRYPTED
- *USRIDPWD
- *USRID
- *ALWLOWER
- このパラメーターの優先方式要素に指定されたものより低い認証メソッドの折衝を可能にします。
- *NOALWLOWER
- このパラメーターの優先方式要素に指定されたものより低い認証メソッドの折衝はできません。
| 上 |
暗号化アルゴリズム (ENCALG)
ユーザーIDおよびパスワードを暗号化する際に,DDM/DRDA TCP/IP接続要求で最初に使用される暗号化アルゴリズムを指定します。実際に使用される暗号化アルゴリズムは,クライアントとサーバーとの間の折衝プロセスの結果によって決まります。これは,使用可能な暗号化機能サポートおよびサーバーの機密保護構成によって異なります。i5/OSシステムで,CHGDDMTCPA (DDM TCP/IP属性の変更)コマンドを使用して,DDM/DRDA TCP/IP機密保護を構成することができます。リモート・ロケーション (RMTLOCNAMEパラメーター)に*IPを指定しなかった場合には,このパラメーターは無視されます。考えられる値は次の通りです。
- *AES
- Advanced Encryption Standard (AES)が最初に使用されます。サーバーがAESをサポートしている場合,接続はAESを使用するように折衝されます。サーバーがAESをサポートしていない場合,接続は拒否されます。サーバーがAESをサポートしていることが判明している場合には,再折衝フローを回避するために,ADDRDBDIRE ( RDBディレクトリー項目の追加)コマンドまたはCHGRDBDIRE (DDM TCP/IP属性の変更)コマンドのENCALGキーワードに*AESを指定することをお勧めします。*DESを指定すると再折衝が行われる可能性があります。
- *DES
- Data Encryption Standard (DES)が最初に使用されます。*DESに設定してもDESが使用される保証はありません。サーバーがAESをサポートしている場合,サーバーは強制的にクライアントと再折衝してAESにアップグレードするか,あるいはDESを使用します。サーバーがAESのみをサポートしている場合,サーバーは強制的にクライアントと再折衝してAESにアップグレードするか,あるいは接続を拒否します。サーバーがAESをサポートしていることが判明している場合には,再折衝フローを回避するために,ADDRDBDIRE ( RDBディレクトリー項目の追加)コマンドまたはCHGRDBDIRE (DDM TCP/IP属性の変更)コマンドのENCALGキーワードに*AESを指定することをお勧めします。*DESを指定すると再折衝が行われる可能性があります。
暗号化アルゴリズムを強度の高いものから低いものへ順にリストすると,次のようになります。
- *AES
- *DES
| 上 |
保護接続 (SECCNN)
DDM/DRDA TCP/IP接続要求でSecure Socket Layer (SSL)が使用されるかどうかを示します。考えられる値は次の通りです。
- *NONE
- Secure Sockets Layerは使用されません。
- *SSL
- Secure Sockets Layerが使用されます。
| 上 |
装置 (DEV)
このリレーショナル・データベース (RDB) 項目で使用されるこのシステムの拡張プログラム間通信機能(APPC)装置記述を指定します。
装置名の詳細は,AS/400 APPCプログラミング(SD88-5032)にあります。
- *LOC
- APPCが使用されている場合には,使用される装置記述はシステムが決定します。拡張対等ネットワーク機能(APPN)が使用されている場合には,システムはこのパラメーターを無視します。
- 名前
- 装置記述の名前として最大10文字を指定してください。
| 上 |
ローカル・ロケーション (LCLLOCNAME)
RDBのあるシステムがこのシステムを識別するために使用されるローカル・ロケーション名を指定します。ローカル・ロケーション名は,リモート・ロケーション名と同じにすることはできません。
- *LOC
- 拡張プログラム間通信機能(APPC)が使用されている場合には,使用されるローカル・ロケーション名はシステムが決定します。拡張対等ネットワーク機能(APPN)が使用されている場合には,システムはネットワーク属性に定義されている省略時のローカル・ロケーションを使用します。
- *NETATR
- システム・ネットワーク属性に指定されたLCLLOCNAME値が使用されます。
- 通信名
- 最大8文字のローカル・ロケーション名を指定してください。
| 上 |
リモート・ ネットワーク ID (RMTNETID)
このRDBが存在するシステムのリモート・ネットワークIDを指定します。このパラメーターを指定した場合には,RMTLOCNAMEパラメーターにはこのRMTNETIDパラメーターとの一貫性がなければなりません。RMTLOCNAMEパラメーターにネットワークIDを指定した場合には,このパラメーターと一致しなければなりません(さもないと,エラー・メッセージが出されます)。RMTLOCNAMEパラメーターでどのネットワークIDも指定しなかった場合には,このパラメーターとの矛盾が存在する可能性はありません。
リモート・ネットワークIDの詳細はAS/400 APPCプログラミング(SD88-5032)にあります。
- *LOC
- 拡張プログラム間通信機能(APPC)が使用されている場合には,使用されるリモート・ネットワークIDはシステムが決定します。拡張対等ネットワーク機能(APPN)が使用されている場合には,システムはこのシステムのネットワーク属性に定義されているローカル・ネットワークIDをリモート・ネットワークIDとして使用します。
- *NETATR
- ネットワーク属性に指定されたリモート・ネットワークIDが使用されます。
- *NONE
- リモート・ネットワーク識別コード(ID)は使用されません。
- リモート・ネットワークID
- リモート・ネットワークIDとして最大8文字を指定してください。
| 上 |
モード (MODE)
RDBのあるシステムと通信するためにリモート・ロケーション名とともに使用するモード名を指定します。
- *NETATR
- ネットワーク属性のモードが使用されます。
- BLANK
- 全桁ブランクのモード名が使用されます。
- 通信名
- モード名として最大8文字を指定してください。
| 上 |
トランザクション・プログラム (TNSPGM)
このRDB項目で使用するトランザクション・プログラムの名前を指定します。
- *DRDA
- 分散リレーショナル・データベース・アーキテクチャー(DRDA)トランザクション・プログラム名のX'07F6C4C2'が使用されます。DRDAは,RDBがネットワークを介して相互に連絡するための手段です。
- 名前
- 次のいずれかの形式で,トランザクション・プログラムの名前を指定してください。
- 8個の16進数を単一引用符で囲み前に接頭部Xをつけて入力する4バイトの16進数名。例えば,X'07F6C4C2'は4バイトの16進数名です。
- 8バイトの文字名。
| 上 |
アプリケーション・リクエスター・ドライバー (ARDPGM)
RDBに向けられたSQL要求を処理するために呼び出されるプログラムである,アプリケーション・リクエスター・ドライバーを指定します。このプログラムは,このシステム上のシステム・データベース(システムASPまたは構成された基本ユーザーASP)に存在するライブラリーになければならず,オブジェクト・タイプ*PGMでなければなりません。
単一値
- *DRDA
- 分散リレーショナル・データベース・アーキテクチャー(DRDA)のアプリケーション・リクエスターが使用されます。
修飾子1: プログラム
- 名前
- SQL要求を処理するために呼び出されるアプリケーション・リクエスター・ドライバー・プログラムの名前を指定してください。
修飾子2: ライブラリー
- *LIBL
- 最初に一致するものが見つかるまで,現行スレッドのライブラリー・リスト内のすべてのライブラリーが検索されます。
- *CURLIB
- スレッドの現行ライブラリーが検索されます。スレッドの現行ライブラリーとして指定されているライブラリーがない場合,QGPLライブラリーが検索されます。
- 名前
- プログラムが入っているライブラリーの名前を指定してください。
| 上 |
| 上 |
例
例1:項目を追加
ADDRDBDIRE RDB(MYRDB)
RMTLOCNAME(*LOCAL)
このコマンドは,リレーショナル・データベース・ディレクトリーに項目を追加します。この項目は,ローカル・リレーショナル・データベースを識別します。 SQLプログラムでは,ローカル・リレーショナル・データベースを参照する時にこのリレーショナル・データベース名を使用します。
例2:項目を追加
ADDRDBDIRE RDB(YOURRDB)
RMTLOCNAME(NEWYORK)
このコマンドは,リレーショナル・データベース・ディレクトリーに項目を追加します。この項目は,リモート・ロケーションNEW YORKを識別します。
例3:アプリケーション・リクエスター・ドライバー・プログラムの項目を追加
ADDRDBDIRE RDB(YOURRDB)
RMTLOCNAME(*ARDPGM)
ARDPGM(MYLIB/MYPGM)
このコマンドは,リレーショナル・データベース・ディレクトリーに項目を追加します。この項目は,リレーショナル・データベースYOURRDBへのアクセスが,ライブラリーMYLIBの名前MYPGMのアプリケーション・リクエスター・ドライバー・プログラムによって実行されることを指示します。
例4:TCP/IP使用の項目を追加
ADDRDBDIRE RDB(TCPRDB)
RMTLOCNAME(ROCHESTER.XYZ.COM *IP)
PORT(*DRDA)
このコマンドは,リレーショナル・データベース・ディレクトリーに項目を追加します。この項目は,RDB名TCPRDBと関連付けられたリモートRDBがTCP/IPを使用し,ドメイン名ROCHESTER.XYZ.COMのホスト上にあり,標準DRDAポート446(*DRDAは省略時のポートなので,この場合はPORTパラメーターは不要です)でLISTENすることを指定します。
例5:ドット10進IPバージョン4アドレスと数値ポート番号を使用するTCP/IP用項目を追加
ADDRDBDIRE RDB(DB2DSYS)
RMTLOCNAME('9.5.36.17' *IP)
PORT(5021)
このコマンドは,リレーショナル・データベース・ディレクトリーに項目を追加します。この項目は,RDB名DB2DSYSと関連したリモートRDBがTCP/IPを使用し,IPアドレスが9.5.36.17のホスト上にあり,ポート5021でLISTENすることを指定します。例えば,システム/390 MVSのインストールは,複数のDB2サブシステムをもつことができ,TCP/IPは各ポート番号で1つしかサーバーをサポートできないので,446以外のポート番号がしばしば必要になります。
例6:コロン付き16進IPバージョン6アドレスと数値ポート番号を使用するTCP/IP用項目を追加
ADDRDBDIRE RDB(DB2DSYS)
RMTLOCNAME('2001:DB8:0:B33D:8785:0:1734:F51C' *IP)
PORT(32)
このコマンドは,リレーショナル・データベース・ディレクトリーに項目を追加します。この項目は,RDB名DB2DSYSと関連付けられたリモートRDBがTCP/IPを使用し,IPアドレスが2001:DB8:0:B33D:8785:0:1734:F51Cのホスト上にあり,ポート32でLISTENすることを指定します。例えば,システム/390 MVSのインストールは,複数のDB2 サブシステムをもつことができ,TCP/IPは各ポート番号で1つしかサーバーをサポートできないので,446以外のポート番号がしばしば必要になります。
例7:ポート識別にサービス名を使用するTCP/IP用項目を追加
ADDRDBDIRE RDB(DB2ESYS)
RMTLOCNAME(ROCHESTER.XYZ.COM *IP)
PORT(DB2ESYS_PORT)
このコマンドは,新規項目を追加する時に,サービス名を使用してポート番号を指定します。オペレーティング・システムは,TCP/IPサービス・テーブルを使用して,名前DB2ESYS_PORTからポート番号を判別します。この名前を正しく解決するには,DB2ESYS_PORTの項目がTCP/IPサービス・テーブルに存在していなければなりません。 WRKSRVTBLEまたはCFGTCPコマンドを使用して,サービス・テーブルを更新することができます。
| 上 |
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