環境変数追加 (ADDENVVAR)
| 実行可能場所: すべての環境 (*ALL) スレッド・セーフ: はい |
パラメーター 例 エラー・メッセージ |
環境変数追加(ADDENVVAR)コマンドは,'環境変数名=環境変数値'の書式の文字ストリングから構成される環境変数を追加します。環境変数は,例えば,単一UNIX仕様に応じたシステム上のアプリケーション・プログラムに対して構成値を指定するために使用することができます。
環境変数値を設定できる状態にない場合には,このコマンドを使用して,空値の環境変数を追加することができます。次に,環境変数追加(ADDENVVAR)または環境変数変更(CHGENVVAR)コマンドを使用して,環境値を環境変数名と関連付けることができます。
制約事項:このコマンドを使用してシステム・レベルの環境変数を追加するためには,*JOBCTL特殊権限が必要です。
| 上 |
パラメーター
| キーワード | 記述 | 選択項目 | ノーツ |
|---|---|---|---|
| ENVVAR | 環境変数 | 文字値 | 必須, 定位置 1 |
| VALUE | 初期値 | 文字値, *NULL | オプショナル, 定位置 2 |
| CCSID | コード化文字セットID | 1-65535, *JOB, *HEX | オプショナル, 定位置 3 |
| LEVEL | レベル | *JOB, *SYS | オプショナル |
| REPLACE | 既存の項目の置き換え | *NO, *YES | オプショナル |
| 上 |
環境変数 (ENVVAR)
追加する環境変数の名前を指定します。 この名前の環境変数が指定されたレベル(LEVELパラメーター)に現在存在している場合には,REPLACE(*YES)オプションが使用されない限り,エラー・メッセージCPFA980が出されます。REPLACE(*YES)が使用されると,変数は指定された新しい変数に設定されます。
ADDENVVARは,環境変数名の長さを最大128バイトに制限します。有効な値は,等号(=),ヌル終了文字(X'00'),およびブランク(X'40')を除くすべてのEBCDIC文字です。名前に英数字以外の文字が含まれる場合には,名前をアポストロフィで囲まなければなりません。アポストロフィを使用したい場合には,2つのアポストロフィ('')を使用しなければなりません。
注: 小文字を指定した時には,大文字と小文字が区別されます。
これは必須パラメーターです。
| 上 |
初期値 (VALUE)
環境変数値を指定します。
考えられる値は,次の通りです。
- *NULL
- 環境変数の値は空白文字(X'00')です。
- 環境変数値
- 環境変数の値を指定してください。 ADDENVVARは,値の長さを最大1024バイトに制限します。有効な値は,すべてのEBCDIC文字です。値に英数字以外の文字またはブランクが含まれる場合には,値をアポストロフィで囲まなければなりません。アポストロフィを使用したい場合には,2つのアポストロフィ('')を使用しなければなりません。
注: 小文字を指定した時には,大文字と小文字が区別されます。
| 上 |
コード化文字セットID (CCSID)
ENVVARおよびVALUEパラメーターに指定されるテキストのコード化文字セットID (CCSID)を指定します。 この値は環境変数と一緒に記憶されます。
考えられる値は,次の通りです。
- *JOB
- テキストのCCSIDは,このコマンドを実行中のジョブのCCSIDとみなされます。
- *HEX
- この環境変数と一緒に65535のCCSIDが記憶されます。
- コード化文字セットID
- 環境変数と一緒に記憶されるCCSIDを指定してください。有効な値の範囲は1から65535です。
| 上 |
| 上 |
既存の項目の置き換え (REPLACE)
既存の環境変数の値を新しい値にリセットするかどうかを指定します。
考えられる値は,次の通りです。
- *NO
- 置き換えません。指定された名前(ENVVARパラメーター)の環境変数が指定されたレベル(LEVELパラメーター)に存在している場合には,エラー・メッセージCPFA980が出されます。
- *YES
- 置き換えます。指定された名前(ENVVARパラメーター)の環境変数が指定されたレベル(LEVELパラメーター)に存在している場合には,その値が新しい値で置き換えられます。
| 上 |
例
例1:CCSID 37をもつ環境変数の追加
ADDENVVAR ENVVAR(ALTDIR) VALUE('/MYDIR/DIR2') CCSID(37)
このコマンドは,値/MYDIR/DIR2をもつALTDIRという名前の環境変数をジョブの環境変数に追加します。値37は,このCCSIDを示す環境変数とともに保管されます。
例2:環境変数のNULLへの設定
ADDENVVAR ENVVAR(LIBPATH) VALUE(*NULL)
このコマンドは,ヌル(X'00)文字値をもつLIBPATHという名前の環境変数をジョブの環境変数に追加します。
例3:システム・レベル環境変数の追加
ADDENVVAR ENVVAR(HOMEDIR) VALUE('/HOME') LEVEL(*SYS)
このコマンドは,値/HOMEをもつHOMEDIRという名前のシステム・レベル環境変数を追加します。
例4:ジョブ・レベル環境変数のリセット
ADDENVVAR ENVVAR(ALTDIR) VALUE('/MYDIR/DIR3') REPLACE(*YES)
このコマンドは,変数ALTDIRの既存の値を新しい値/MYDIR/DIR3で置き換えます。
| 上 |
エラー・メッセージ
*ESCAPE メッセージ
- CPFA980
- この環境変数名は存在している。
- CPFA982
- ENVVAR文字が正しくない。
- CPFA983
- 予期しないエラーが起こりました。
- CPFA984
- 最大数の環境変数が存在している。
- CPFA98E
- システム・レベル環境変数を更新する権限がありません。
- CPF3BCA
- CCSID &1はサポートされていない。
| 上 |