配布リスト表示 (DSPDSTL)
| 実行可能場所: すべての環境 (*ALL) スレッド・セーフ: いいえ |
パラメーター 例 エラー・メッセージ |
配布リスト表示(DSPDSTL)コマンドは,配布ディレクトリーに入っている配布リストの出力ファイルを表示,印刷,または作成するために使用されます。このコマンドから配布リストを作成したり削除したりすることはできません。また,既存のリストを更新することもできません。
| 上 |
パラメーター
| キーワード | 記述 | 選択項目 | ノーツ |
|---|---|---|---|
| LSTID | リストID | 単一値: *ALL その他の値: 要素リスト |
オプショナル, 定位置 1 |
| 要素 1: リストID | 文字値 | ||
| 要素 2: リストID修飾子 | 文字値 | ||
| OWNER | 所有者 | 名前, *ALL, *CURRENT | オプショナル, 定位置 2 |
| OUTPUT | 出力 | *, *PRINT, *OUTFILE | オプショナル, 定位置 3 |
| OUTFILE | 出力を受け取るファイル | 修飾オブジェクト名 | オプショナル |
| 修飾子 1: 出力を受け取るファイル | 名前 | ||
| 修飾子 2: ライブラリー | 名前, *LIBL, *CURLIB | ||
| OUTMBR | 出力メンバー・オプション | 要素リスト | オプショナル |
| 要素 1: 出力を受け取るメンバー | 名前, *FIRST | ||
| 要素 2: レコードの置き換えまたは追加 | *REPLACE, *ADD | ||
| DETAIL | 詳細 | *BASIC, *FULL | オプショナル |
| CMDCHRID | コマンド文字ID | 単一値: *SYSVAL, *DEVD その他の値: 要素リスト |
オプショナル |
| 要素 1: 図形文字セット | 整数 | ||
| 要素 2: コード・ページ | 整数 |
| 上 |
リストID (LSTID)
表示,印刷,またはデータベース・ファイルに書き出す配布リストを指定します。
- *ALL
- システム配布ディレクトリー中のすべての配布リストが出力に組み込まれます。項目はリストIDのアルファベット順に提供されます。出力が印刷リストまたは出力ファイルの場合には,各リスト中の項目のリストの配布リストのリストが出力であるかどうかをDETAILパラメーターが決定します。
指定できるリストIDの値は次の通りです。
- リストID
- 配布リストのリスト識別コード(ID)を指定してください。
指定できるリスト修飾子の値は次の通りです。
- リストID修飾子
- 配布リストのリストID修飾子を指定してください。
注: 配布リストIDはIDと修飾子の2つの部分から成り,両者の間は少なくとも1つのスペースで区切られます。小文字を指定した場合には,システムが大文字に変換します。
2部分から成るリストIDの命名規則はユーザーIDおよびアドレスの規則と同じです。規則の完全な説明については,AS/400 SNA配布サービス(SD88-5031)を参照してください。
| 上 |
所有者 (OWNER)
表示,印刷,またはデータベース・ファイルに書き込む配布リストの所有者を指定します。
- *ALL
- すべてのユーザー・プロファイルが所有する配布リストが出力用に送られます。
- *CURRENT
- 現行ユーザーが所有する配布リストが出力用に送られます。
- ユーザー・プロファイル名
- 出力用に送る配布リストを所有する所有者のユーザー・プロファイルを指定してください。
| 上 |
出力 (OUTPUT)
コマンドの出力が要求元のワークステーションに表示されるか,ジョブのスプール出力で印刷されるか,あるいはデータベース・ファイルに書き込まれるかを指定します。
- *:
- 対話式ジョブによって要求された出力は画面に表示されます。コマンドがバッチ・ジョブの一部として実行される場合には,出力はジョブのスプール出力で印刷されます。
- *PRINT:
- 出力はジョブのスプール出力で印刷されます。
- *OUTFILE:
- 出力は,OUTFILEパラメーターで指定されたデータベース・ファイルに送られます。
| 上 |
出力を受け取るファイル (OUTFILE)
画面の出力を送るデータベース・ファイルの名前を指定します。出力ファイルが存在していない場合に,このコマンドは,指定されたライブラリーにデータベース・ファイルを作成します。ライブラリーが指定されていない場合には,データベース・ファイルはQGPLに作成されます。
ファイルが作成される場合には,テキストは'DSPDSTLによって作成されるOUTFILE'で,ファイルに対する共通権限は,ファイルが作成されるライブラリーに指定された作成権限と同じです。ライブラリーの作成権限を表示するためには,ライブラリー記述表示(DSPLIBD)コマンドを使用してください。
考えられるライブラリーの値は次の通りです。
- *LIBL
- 最初に一致するものが見つかるまで,現行スレッドのライブラリー・リスト内のすべてのライブラリーが検索されます。
- *CURLIB
- データベース・ファイルを見つけるために,ジョブの現行ライブラリーが使用されます。ジョブの現行ライブラリーとしてライブラリーが指定されていない場合には,QGPLが使用されます。
- ライブラリー名
- データベース・ファイルが入っているライブラリーの名前を指定してください。
- データベース・ファイル名
- 画面の出力を受け取るデータベース・ファイルの名前を指定してください。データベース・ファイルが*LIBLで修飾されているが,システムがそのファイルを見つけることができない場合には,そのファイルはユーザーの省略時のライブラリー(指定されている場合)に作成されます。省略時のライブラリーが指定されていない場合には,そのファイルはQGPLに作成されます。
注: 新しいファイルを作成する場合には,システム・ライブラリーQSYS中の様式名OSDSTLのシステム・ファイルQAOSDSTOがモデルとして使用されます。
| 上 |
出力メンバー・オプション (OUTMBR)
画面の出力の送信先のデータベース・ファイル・メンバーの名前を指定します。メンバーが既に存在している場合には,システムはこのパラメーターの2番目の部分を使用して,新しいレコードを追加する前にメンバーを消去するかどうかを判別します。メンバーが存在せず,メンバー名も指定されていない場合には,システムは,出力を受け取るファイル (OUTFILE)パラメーターに指定されているファイルの名前でメンバーを作成します。出力ファイル・メンバー名は指定されているが,メンバーが存在していない場合には,システムはこれを作成します。
出力を受け取るメンバーに指定できる値は次の通りです。
- *FIRST
- 出力ファイルの最初のメンバーが出力を受け取ります。
- メンバー名
- 出力を受け取る出力ファイル・メンバーの名前を指定してください。
レコードの置き換えまたは追加に指定できる値は次の通りです。
- *REPLACE
- 出力ファイル・メンバーの中に現在入っているデータが,新しいデータに置き換えられます。このメンバーは,ファイルのオープン時に消去されます。
- *ADD
- メンバーは消去されません。新しいデータがデータベース・ファイル・メンバーに追加されます。
| 上 |
詳細 (DETAIL)
印刷するかまたはデータベース・ファイルに向ける明細の量を指定します。出力 (OUTPUT)パラメーターに*が指定されているか,あるいはリストID (LSTID)パラメーターに特定のリストIDが指定されている時には,このパラメーターは使用されません。LSTIDパラメーターに*ALLが指定されている場合には,このパラメーターは,すべての配布リストのリスト,またはすべての配布リストのすべての項目のリストのいずれを出力として使用するかを決定するために使用されます。
- *BASIC
- リストまたはデータベース・ファイル内の出力は,ディレクトリーに入っているすべての配布リストのリストだけを含みます。
- *FULL
- リストまたはデータベース・ファイル内の出力は,ディレクトリーに入っているすべての配布リストのすべての項目を含みます。
| 上 |
コマンド文字ID (CMDCHRID)
コマンド・パラメーター値として入力するデータの文字ID(図形文字セットおよびコード・ページ)を指定します。
注:
- ユーザーIDおよびアドレス,システム名およびグループ,およびX.400 O/Rパラメーターだけが,このパラメーターで指定された図形文字セットID (GCID)に変換されます。指定したその他のパラメーター値はすべて,入力されたままの状態で記憶されます。GCIDの値はこれらと一緒に記憶されます。
- このコマンドを対話式に実行した場合には,表示装置記述から省略時のGCID値が取られます。このコマンドをバッチで実行した場合には,省略時のGCID値はQCHRIDシステム値から取られます。このパラメーターに特定の文字セットおよびコード・ページを指定することによって,これらの値を一時変更することができます。
単一値
- *SYSVAL
- システムは,QCHRIDシステム値からコマンド・パラメーターの図形文字セットおよびコード・ページ値を判別します。
- *DEVD
- システムは,このコマンドが入力された表示装置記述からの図形文字セットおよびコード・ページ値を判別します。このオプションは,対話式ジョブから入力された時にだけ有効です。このオプションがバッチ・ジョブで指定された場合には,エラーが起こります。
要素1: 図形文字セット
- 1から32767
- 使用する図形文字セットを指定してください。
要素2: コード・ページ
- 1から32767
- 使用するコード・ページを指定してください。
注:
- ユーザーIDおよびアドレス,システム名およびグループ,およびX.400 O/Rパラメーターだけが,このパラメーターで指定された図形文字セットID (GCID)に変換されます。指定したその他のパラメーター値はすべて,入力されたままの状態で記憶されます。GCIDの値はこれらと一緒に記憶されます。
- このコマンドを対話式に実行した場合には,表示装置記述から省略時のGCID値が取られます。このコマンドをバッチで実行した場合には,省略時のGCID値はQCHRIDシステム値から取られます。このパラメーターに特定の文字セットおよびコード・ページを指定することによって,これらの値を一時変更することができます。
| 上 |
例
例1:リストの表示
DSPDSTL LSTID(*ALL) OUTPUT(*)
このコマンドは,ディレクトリー内の配布リストすべてのリストを表示します。パラメーターなしでDSPDSTLを指定すると,同じ処置になります。
例2:リストの印刷
DSPDSTL LSTID(DEPT48K DISTLIST) OUTPUT(*PRINT)
このコマンドは,配布リストDEPT48K DISTLIST中のすべての項目のリストを印刷します。詳細パラメーターは特定のリストを印刷するときには使用されません。
例3:出力のデータベース・ファイルへの送信
DSPDSTL OUTPUT(*OUTFILE)
OUTFILE(ALLLISTS) OUTMBR(*FIRST *REPLACE)
DETAIL(*BASIC)
このコマンドは,ディレクトリーに入っている配布リストごとに1レコードをデータベース・ファイルALLLISTSに書き込みます。このソース・ファイルがライブラリー・リストに見つからない場合には,ライブラリーが指定されていないのでQGPLライブラリーに作成されます。
例4:配布リストリスト所有者の出力のデータベース・ファイルへの送信
DSPDSTL OWNER(ABSMITH) OUTFILE(DISTLIST/ABSMITH)
OUTMBR(*FIRST *REPLACE) DETAIL(*BASIC)
このコマンドは,ユーザー・プロファイルABSMITHが所有している配布リストごとに1レコードを,ライブラリーDISTLIST内のデータベース・ファイルABSMITHに書き込みます。このソース・ファイルがライブラリーDISTLIST内に見つからない場合には,作成されます。
| 上 |
エラー・メッセージ
*ESCAPEメッセージ
- CPF905C
- 変換テーブルを見つけようとした時にエラーが起こった。
- CPF9052
- リストID &1 &2を見つけることができない。
- CPF9096
- バッチ・ジョブではCMDCHRID(*DEVD), DOCCHRID(*DEVD)を使用することはできない。
- CPF9820
- ライブラリー&1の使用は認可されていない。
- CPF9822
- ライブラリー&2のファイル&1は認可されていない。
- CPF9838
- ユーザー・プロファイルの記憶域限界を超えた。
- CPF9845
- ファイル&1のオープン中にエラーが起こった。
- CPF9846
- ライブラリー&2のファイル&1の処理中にエラーが起こった。
- CPF9847
- ライブラリー&2のファイル&1のクローズ中にエラーが起こった。
- CPF9850
- 印刷装置ファイル&1の一時変更は許されない。
- CPF9851
- &2のファイル&1のオーバーフロー値が小さすぎる。
- CPF9860
- 出力ファイルの処理中にエラーが起こった。
| 上 |