w_setattr カーネル・サービス
目的
ウォッチドッグ・タイマーの属性を設定します。
構文
#include <sys/watchdog.h>
#include <sys/kerrno.h>
kerrno_t w_setattr(struct watchdog *w, char attr)
#include <sys/kerrno.h>
kerrno_t w_setattr(struct watchdog *w, char attr)
パラメーター
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| w | ウォッチドッグ・タイマー構造を指定します。 |
| attr | 設定する属性のビット・マスク。 サポートされるフラグは次のとおりです。
|
説明
W_SETTR カーネル・サービスは、指定されたウォッチドッグ・タイマーの属性を設定します。 WD_ATTR_MOVE_OK 属性は、タイマー満了ハンドラーが呼び出されるプロセッサーに呼び出し元が依存していない場合に設定する必要があります。 この属性を使用すると、システムは、プロセッサー・フォールディングの有効性を向上させるために、必要に応じてタイマーを 1 つのプロセッサーから別のプロセッサーに移動することができます。 この属性が設定されている場合、所有プロセッサーが折り返されると、関連付けられたウォッチドッグ・タイマーが別のプロセッサーに移動されます。
W_SETTR カーネル・サービスは、 w_init () カーネル・サービスの後、 w_start () カーネル・サービスの前に呼び出す必要があります。 そうしないと、 W_SETTR カーネル・サービスが失敗する可能性があります。
実行環境
戻り値
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 0 | 指定された属性は正常に設定されました。 |
| <0 | 指定された属性は設定されませんでした。 失敗は、以下のいずれかの値に設定された戻り値で示されます。 EINVAL_W_SETATTR_EYEC: 無効な目印が検出されました。 EINVAL_W_SETATTR_ATTR: 無効な属性フラグが検出されました。 |