ソース・マシンでのシステム・バックアップのインストール
コマンド・ラインを使用して、 バックアップを作成した元の同じマシンにオペレーティング・システムを復元できます。
- テープや CD/DVD-ROM ドライブなどの外部デバイスも含めて、 すべてのハードウェアが既にインストールされている必要があります。
- 次のいずれかのソースから、システム・バックアップ・イメージを入手しておきます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| DVD | 次のいずれかの方法で作成された BOS DVD |
| テープ | 次のいずれかの方法で作成された BOS テープ
注: バックアップの作成後にシステム上のデバイスが除去または置換された場合、バックアップのインストール時にそれらの情報が復元されます。 ODM は、再構築されるのではなく、バックアップ時のシステムのものが復元されるため、システムが示すのは、それらの定義済み状態のデバイスになります。
|
| ネットワーク | バックアップ・イメージ・ファイルまでのパス。 ネットワーク経由でバックアップをインストールする方法については、 mksysb イメージを使用した NIM クライアントへの基本オペレーティング・システムのインストールを参照してください。 |
- デフォルト
- ODM が復元されます。
- はい
- ODM が復元されます。
- いいえ
- デバイスのリカバリーはありません。
- bootlist コマンドを使用して 1 次ブート・デバイスの表示または変更を行えます。1 次ブート・デバイスを表示するには、次のようにします。
bootlist -m normal -o1 次ブート・デバイスを変更するには、次のようにします。bootlist -m normal rmt0 bootlist -m normal cd0 - 以下のステップに従って、マシンの電源をオフにします。
- root ユーザーでログインします。
- 次のコマンドを入力します。
shutdown -F - システムの電源が自動的にオフにならない場合は、電源スイッチをオフ (0) 位置。
ステップ 6まで 注意: システム装置の電源をオンにします ない 。 - 接続されているすべての外部デバイスをオンにします。 サポートされるファイルシステムのタイプを次に示します。
- 端末装置
- CD または DVD ドライブ
- テープ・ドライブ
- モニター
- 外部ディスク・ドライブ
外付けデバイスの電源を先にオンにするのは、 始動 (ブート) 処理中に、システム装置が外付けデバイスを識別するために必要です。
- インストール・メディアをテープ、CD または DVD ドライブに挿入します。
使用する磁気テープ装置によっては、 システムがオフになっている間は、扉が開かないことがあります。 この問題が生じた場合は、次の手順に従ってください。
- システム装置の電源をオンにします。
- ブート・インストール・テープを挿入します (複数のボリュームがある場合には、 ボリューム 1 を挿入します)。
- システム装置をオフにして、30 秒待ちます。
- ASCII 端末装置を使用していない場合は、ステップ 6 にスキップします。 ASCII 端末装置を使用している場合は、以下の基準を使用して、通信、キーボード、およびディスプレイのオプションを設定します。注: 端末が IBM® 3151、3161、または 3164 の場合は、Ctrl + Setup キーを押して「Setup (セットアップ)」メニューを表示し、画面上の指示に従ってこれらのオプションを設定してください。 他の ASCII 端末を使用している場合は、これらのオプションの設定方法に関する情報について、 該当の資料を参照してください。 端末によっては、ここにリストされたオプション名や設定値が異なる場合もあります。
表 1. 通信オプション オプション 設定 回線速度 (ボー・レート) 9600 ワード長 (1 文字当たりのビット数) 8 パリティー no ストップ・ビットの数 1 インターフェース RS-232C (または RS-422A) 回線制御 IPRTS 表 2. キーボードおよびディスプレイのオプション オプション 設定 スクリーン 標準 行と列 24x80 スクロール jump 自動 LF (改行) オフ 行折り返し オン 強制挿入 line (または both) タブ フィールド 演算モード echo ターンアラウンド文字 CR 実行 返す 復帰 new line 改行 CR 送信 ページ 文字挿入 スペース - システム装置の電源スイッチをオフ (0) からオン (|) に切り替えます。システムがバックアップ・メディアからブートを開始します。 システムがテープからブートしている場合、テープが進んだり戻ったりするのは正常な動作です。 ご使用のシステムに LED ディスプレイがある場合は、
3 桁の LED に c31 と表示されるはずです。注: バックアップ・メディアがブートに失敗した場合は、実動メディア (テープまたは CD) からブートできます。 最初のウェルカム画面にあるオプションによって、 バックアップ・メディアからのインストールを続行できる保守モードに入ることができます。 詳しくは、 システム・バックアップからのインストールのトラブルシューティング を参照してください。
複数のコンソールがある場合、それぞれの端末と直接接続ディスプレイ・デバイス (またはコンソール) に、 システム・コンソールを識別するためのキーを押すように指示する画面が表示されます。 この画面が表示される各端末ごとに、異なるキーが指定されています。 この画面が表示されたら、システム・コンソールとして使用するデバイス上でのみ、 指定されたキーを押してください。 (システム・コンソールとは、 インストールとシステム管理に使用するキーボードとディスプレイ・デバイスのことです。) 1 つのコンソールでだけキーを押してください。
注: bosinst.data ファイルに CONSOLE 変数の有効なディスプレイ装置がリストされている場合は、システム・コンソールを手動で選択しないでください。 bosinst.data ファイルについて詳しくは、「 インストールのカスタマイズ 」を参照してください。 - 開始するインストールのタイプは、
bosinst.data ファイルの control_flow スタンザの、
PROMPT フィールドの設定によって決まります。 以下の基準に従って、使用するインストールのタイプを決めてください。
項目 説明 PROMPT = no プロンプトなしのインストール。 このインストール方式は、 バックアップ・イメージが自動的にインストールされるように設定されている場合に使用されます。 したがって、インストール・プログラムに応答する必要はありません。 ステップ 8 に進んでください。 PROMPT = yes プロンプト付きインストール。 このインストール方式は、 メニュー・プロンプトを使用してバックアップ・イメージをインストールする必要がある場合に、 使用されます。 プロンプトなしインストールが停止して、 「Welcome to Base Operating System Installation and Maintenance (基本オペレーティング・システムのインストールと保守)」画面が表示された場合も、 このインストール方式を使用します。 ステップ 9 に進んでください。 - プロンプトなしのインストールは自動的に行われるため、インストールが成功したときは、
以降の指示は必要ありません。注: バックアップ・イメージが、ターゲット・システムと互換性のないソース・システム構成情報を保持している場合、プロンプトなしのインストールは停止し、プロンプト付きのインストールが開始されます。
インストールが始まる前に、 「Installing Base Operating System (基本オペレーティング・システムのインストール)」画面が表示されます。 プロンプトなしのインストールでは、約 5 秒間休止してから処理を開始します。 この後にプロンプトなしのインストールが続行されて完了します。
ただし、 自動インストールを中断してプロンプト付きのセッションを開始する場合は、 端末で 000 (ゼロを 3 つ) を入力して、 この手順の残りのステップに従ってください。
- 「Welcome to the Base Operating System Installation and Maintenance (基本オペレーティング・システムのインストールと保守)」画面が表示されます。注: 88と入力すると、このインストール・プロセスの各画面でヘルプ情報を表示できます。
「Change/Show Installation Settings and Install (インストール設定の変更/表示、およびインストール)」を選択します。
- 「System Backup Installation and Settings (システム・バックアップ・インストールと設定値)」画面が表示されます。 この画面では、システムの現在の設定値が表示されます。 複数のリストが選択される場合は、1 行目にリストされたディスクの後に省略符号が付いています。
- 設定値を受け入れるか、変更してください。 マップ・ファイルの使用について詳しくは、 システム・バックアップの作成を参照してください。
設定値を受け入れて、インストールを開始するときは、ステップ 16 に進んでください。
設定を変更するには、ステップ 12に進みます。
- タイプ1「System Backup Installation and Settings (システム・バックアップのインストールおよび設定)」画面で、バックアップ・イメージをインストールするディスクを指定します。 「Change Disk(s) Where You Want to Install (インストールするディスクの変更)」画面が表示されます。 この画面には、
システム・バックアップ・イメージをインストールするために使用できる、
すべてのディスクがリストされています。 3 つの「より大」記号 (>>>) により、選択された各ディスクがマークされます。
選択する各ディスクについて、番号を入力し、Enter キーを押します。 選択されたディスクの番号を入力して、選択解除します。 複数のディスクを選択することができます。
注: 次のように入力して、補足ディスクを指定することもできます。66次に、 基本オペレーティング・システム・インストールに認識されていないディスク オプションの Enter キーを押します。 このオプションは、新規メニューをオープンして、 補足ディスク用のデバイス・サポート・メディアを要求するプロンプトを出します。 BOS インストールはシステムにディスクを構成してから、 「Change Disk(s) Where You Want to Install (インストールするディスクの変更)」画面に戻ります。 - ディスクの選択を完了したら、Enter キーを押します。
Enter キーを押した後に表示される画面は、選択されたすべての ディスクに対して、 使用可能なマップ・ファイルがあるかどうかによって、異なります。 この基準は次のとおりです。
- 選択されたディスクの中にマップをもたないものが 1 つ以上あると、BOS インストールは直接「System Backup Installation and Settings (システム・バックアップ・インストールと設定値)」画面に戻ります。 :NONE.
- 選択されたすべてのディスクにマップがある場合は、 「Change Use Maps Status (マップ使用状況の変更)」画面が表示されます。 この中で、インストールにマップを使用するかしないかを選択します。 ステップ 14 に進みます。
将来のバックアップの復元に備えて、論理ボリュームの配置を保存しておくため、 システムをバックアップする前に、マップ・ファイルを作成することができます。 マップ・ファイルは、/tmp/vgdata/rootvg ディレクトリーに保管されており、 ドライブの物理区画をその論理区画に対応させます。 SMIT の「Backup the System (システムのバックアップ)」メニューを使用するか、mksysb コマンドの実行時に -m オプションを指定することによって、マップ・ファイルを作成します。
マップ・ファイルについて詳しくは、 オペレーティング・システムおよびデバイスの管理内の 正確な割り振りのためのマップ・ファイルの使用 を参照してください。
- 「Change Use Maps Status (マップ使用状況の変更)」画面で、1 または 2 を入力して、
インストール・プログラムがマップを使用するかどうか指定します。
この選択が完了すると、BOS インストールは、 「System Backup Installation and Settings (システム・バックアップ・インストールと設定値)」画面に戻ります。
- システムのインストール先のディスクで、
BOS インストールがファイルシステムを圧縮するかどうかを決定します。 このオプションを選択すると、ボリューム・グループにある論理ボリュームとファイルシステムが、
データを収容できる最小限のサイズになるように再作成されます。 このようにすると、ファイルシステムの中の無駄なフリー・スペースが減少します。
バックアップ・イメージのファイルシステムの方が、 インストールされるファイルに必要なサイズより大きいことがあります。 2 キーを押して、System Backup Installation and Settings screen 画面で Shrink File Systems オプションを Yes と No で切り替えます。 デフォルト設定は 「いいえ」です。
注: ファイル・システムを縮小すると、マップの使用が無効になります。 - 「System Backup Installation
and Settings (システム・バックアップ・インストールと設定値)」画面で 0 を入力して受諾します。
「Installing Base Operating System (基本オペレーティング・システムのインストール)」画面に、 完了までの進行率と所要時間が表示されます。
ステップ 12 で補足ディスクを指定していれば、「Installing Base Operating System (基本オペレーティング・システムのインストール)」画面は表題のない画面に一時的に置き換わります。 この画面で、ドライブにデバイス・サポート・メディアを挿入して、Enter キーを押すよう指示されます。 BOS インストールは補足ディスクを再構成し、その後で「Installing Base Operating System (基本オペレーティング・システムのインストール)」画面に戻ります。
インストール完了後、システムは自動的にリブートを行います。