installios を使用した仮想入出力サーバーのインストール
installios コマンドを使用して、HMC または Integrated Virtualization Manager によって管理される環境に Virtual I/O Server をインストールするには、以下の手順を使用できます。
前提条件
- nimol/ioserver_res/mksysb (mksysb イメージ)
- 少なくとも 700 MB が使用可能なファイルシステム。
- 仮想入出力をインストールするためのアクティブ・ネットワークに接続されているイーサネット・アダプターを含む仮想入出力サーバーの論理区画。 LPAR の作成について詳しくは、「Creating the Virtual I/O Server logical partition and partition profile」を参照してください。
- 記憶制御装置に、最小 16 GB のディスク・スペースがある。
- Virtual I/O Server DVD を DVD ドライブに挿入します。
- 引数を指定せずに installios コマンドを実行して、インストール・ウィザードを開始します。 installios ウィザードは、 Virtual I/O Server または Integrated Virtualization Managerへのインストールを開始するために必要な情報を完了するプロセスをガイドします。
NIM クライアントで installios を実行すると、bos.sysmgt.nim.master ファイルセットのロケーションを求めるプロンプトが出されます。 次に、NIM クライアントが NIM マスターとして構成されます。 installios コマンドのコマンド行での使用について詳しくは、 installios コマンドを参照してください。
installios セットアップ・プロセスにより、 インストールを開始するために以下の NIM リソースが作成されます。- bosinst_data
- installp_bundle
- lpp_source
- mksysb
- resolv_conf
- SPOT
- クライアントの定義
仮想入出力サーバーの LPAR をインストールしており、セキュア・シェル (SSH) および資格情報が NIM マスターで構成されている場合、その区画はハードウェア管理コンソール (HMC) からネットワーク・ブートされて、インストールを開始します。
SSH を使用せずに Virtual I/O Server 論理区画をインストールする場合、または Integrated Virtualization Managerをインストールする場合は、ステップ 3 に進みます。
- Virtual I/O Server ソフトウェアがインストールされるシステムで、以下のステップを実行して、 Virtual I/O Server 論理区画または Integrated Virtualization Manager のいずれかをシステム管理サービス (SMS) モードでブートします。
- 仮想入出力サーバーの LPAR を SMS でブートする場合
- HMC で、区画を右クリックしてメニューを開きます。
- 「アクティブ化」をクリックします。 「Activate Partition (区画活動化)」メニューが開き、区画プロファイルの選択が表示されます。 正しいプロファイルが強調表示されていることを確認してください。
- 「Open a terminal window or console session (端末ウィンドウまたはコンソール・セッションのオープン)」チェック・ボックスを選択して、仮想端末 (vterm) ウィンドウを開きます。
- (拡張 ...) をクリックします 拡張オプション・メニューを開きます。
- 「Boot mode (ブート・モード)」として「SMS」を選択します。
- 「OK (了解)」をクリックして、詳細オプション・メニューを閉じます。
- 「OK」をクリックする。 区画の vterm ウィンドウが開きます。
- vterm ウィンドウで、「Setup Remote IPL (リモート IPL のセットアップ)」(初期プログラム・ロード) を選択します。
- インストールに使用するネットワーク・アダプターを選択します。
- 「IP パラメーター」を選択します。
- クライアント IP アドレス、サーバー IP アドレス、およびゲートウェイ IP アドレスを入力します。 オプションで、サブネット・マスクも入力できます。 これらの値を入力したら Esc を押して、「Network Parameters (ネットワーク・パラメーター)」メニューに戻ります。
- 「Ping Test (ping テスト)」を選択して、ネットワーク・パラメーターが適切に構成されていることを確認します。 Esc を 2 回押して、メインメニューに戻ります。
- メインメニューから、「Select Boot Options (ブート・オプションの選択)」を選択します。
- 「インストール/ブート・デバイスの選択」を選択します。
- 「ネットワーク」を選択します。
- 先ほどリモート IPL 設定を構成したネットワーク・アダプターを選択します。
- 「Normal (通常)」または「Service (保守)」モードを選択するようプロンプトが出されたら、「Normal (通常)」を選択します。
- 終了するかどうか確認されたら、「Yes (はい)」を選択します。
- Integrated Virtualization Manager を SMS にブートするには、以下のようにします。
- まず、マシンの電源を切ります。
- マシンの電源をオンにして、画面の下部でアイコンが左から右へと表示され始めたら、F1 を押します。注: F1を押す前に最後のアイコンが表示された場合は、SMS の代わりに通常モードのブート・リストが表示されます。 ステップ a と b を繰り返してください。
- 「System Management Services (システム管理サービス)」メニューが開きます。 「ユーティリティー」を選択します。
- 「System Management Services Utilities (システム管理サービス・ユーティリティー)」メニューから、「Remote Initial Program Load Setup (リモート初期プログラム・ロード・セットアップ)」を選択します。
- 「Network Parameters (ネットワーク・パラメーター)」パネルから、「IP Parameters (IP パラメーター)」を選択します。
- 表示された値を、クライアント・システムにとって正しい値になるように変更します。 以下の IP アドレスを指定し、Enter キーを押してください。
- ブートしているクライアント・マシン (「client address (クライアント・アドレス)」フィールドに指定)
- NIM マスター・サーバー (「server address (サーバー・アドレス)」フィールドに指定)
- クライアントのゲートウェイ (「gateway address (ゲートウェイ・アドレス)」フィールドに指定)
- クライアントのサブネット・マスク (「subnet mask (サブネット・マスク)」フィールドに指定)
- 「Network Parameters (ネットワーク・パラメーター)」ウィンドウがオープンしたら、「Ping」オプションを選択します。
- クライアントのブート・デバイスとして使用するネットワーク・アダプターを選択します。
- 表示されるアドレスがブート・デバイスについて指定したアドレスと同じであることを確認します。 アドレスに誤りがある場合は、メインメニューに戻るまで Esc キーを押します。 さらに、ステップ e に戻ります。 アドレスが正しければ、ステップ j から続行します。
- Enter キーを押して、ping テストを実行します。 ping テストが完了するのに数秒かかることがあります。
- ping テストが失敗した場合は、アドレスが正しいかどうかを確認し、ネットワークの問題を分析します。 ping テストが正常に完了したら、正常完了メッセージを確認したことを示すために、Enter キーを押します。
- 「System Management Services (システム管理サービス)」メニューに戻るまで、Esc を押します。
- 「System Management Services (システム管理サービス)」メニューから、 「Select Boot Devices (ブート・デバイスの選択)」オプションを選択します。
- 表示されたブート可能デバイスのリストから、ネットワーク・ブートに使用されるネットワーク・アダプターを選択します。
- 仮想入出力サーバーの LPAR を SMS でブートする場合
インストールが完了すると、 Virtual I/O Server 論理区画または Integrated Virtualization Manager を構成して管理することができます。
installios セットアップ・プロセスから作成されたすべての NIM リソースを除去するには、 -u フラグを指定して installios コマンドを実行します。 installios コマンドがクリーンアップに失敗したら、installios -u を実行するときに -f フラグを指定して、NIM がリセットとクライアントへのリソースの割り当て解除を強制実行するようにしてください。 NIM 環境はそのまま残りますが、installios ウィザードから作成されたすべてのリソースとディレクトリー構造は除去されます。 ただし、NIM を構成解除する場合、または bos.sysmgt.nim.master ファイルセットをアンインストールして NIM マスターを元の NIM クライアントに戻す場合 (NIM クライアントから構成された場合)、installios -u で -U フラグを指定してください。
- installios コマンドへの SMIT インターフェースにアクセスするには、NIM マスターで
smitty installiosを実行します。 - 仮想入出力および Integrated Virtualization Manager インストールのセットアップ と 仮想入出力および Integrated Virtualization Manager インストール後のクリーンアップの 2 つのオプションがあります。ここで、 仮想入出力および Integrated Virtualization Manager インストールのマスターとしてのクライアントの構成 は NIM クライアントで使用可能な唯一のオプションです。
- installios ウィザードによって表示される必須フィールドに入力して、インストールをセットアップするかクリーンアップを実行する installios コマンドを呼び出します。