スレッド・ライブラリーの命名規則

スレッド・ライブラリーによって使用される ID は、厳しい命名規則に従います。 スレッド・ライブラリーのすべての ID は、pthread_ から始まります。

ユーザー・プログラムは、プライベート ID にこの接頭部を使用してはなりません。 この接頭部の後に、コンポーネント名が続きます。 以下のコンポーネントは、 スレッド・ライブラリー内で定義されます。

コンポーネント 説明
pthread_ スレッド自体と各種サブルーチン
pthread_attr (pthread_attr) スレッド属性オブジェクト
pthread_cond 条件変数
pthread_condattr (pthread_condattr) 条件属性オブジェクト
pthread_key スレッド固有データ・キー
pthread_mutex (pthread_mutex) mutex
pthread_mutexattr mutex 属性オブジェクト

データ・タイプ ID は - tで終わります。 サブルーチンとマクロ名は、 _ (下線) で終わり、その後にサブルーチンまたはマクロによって実行されるアクションを識別する名前が続きます。 例えば、pthread_attr_init は、スレッド属性オブジェクト (attr) に関連するスレッド・ライブラリー ID (pthread_) で、初期化サブルーチン (_init) です。

明示的マクロ ID は、大文字で表します。 ただし、一部のサブルーチンでは、 名前が小文字になっていてもマクロとしてインプリメントされる場合があります。