make 記述ファイルのエントリーの形式
エントリーの一般的な形式は、次のとおりです。
target1 [target2..]:[:] [parent1..][; command]...
[(tab) commands]大括弧の中の項目は、オプショナルです。 target と parent は、ファイル名 (英字、数字、 ピリオド、およびスラッシュの文字列) です。 make コマンドは * (アスタリスク) や ? などのワイルドカード文字を認識します。 (疑問符)。 記述ファイル内のターゲット・ファイル名の入った各行を dependency line (従属行) と呼びます。 コマンドが入っている行は、タブ文字から始める必要があります。
注: make コマンドは、$(ドル記号) を使用してマクロを指定します。 事前定義の make コマンド・マクロを使用する場合を除いて、 この文字をターゲット・ファイルや親ファイルのファイル名、 または記述ファイル内のコマンドには使用しないでください。
記述ファイル内のコメントは、# (ポンド記号) で始めます。 make コマンドは、# とそれに続くすべての文字を無視します。 make コマンドは、ブランク行も無視します。
コメント行を除いて、入力デバイスの行幅を超える長さの行を入力できます。 行を次の行へ継続するには、¥ (円記号) を前の行の最後に付けます。