アプリケーションの DLPAR 依存関係の管理
DLPAR 除去要求は、さまざまな理由で失敗することがあります。 最も一般的なのは、 リソースがビジーである、 つまり要求を完了するために十分な大きさのシステム・リソースを現在使用できないという場合です。
このような場合、リソースは、 DLPAR イベントが発生しなかったかのように通常の状態のままになります。
プロセッサーの除去 の失敗の主要な理由は、 プロセッサーのバインディングです。 オペレーティング・システムはプロセッサー・バインディングを無視できず、 DLPAR 操作を継続できません。そうしないと、アプリケーションが正常に動作しない可能性があります。 これが生じていないことを確認するために、 バインディングの解放、新しいバインディングの確立、またはアプリケーションの終了を行ってください。 影響を受ける特定のプロセスまたはスレッドは、 使用されているバインディングのタイプの関数です。
メモリーの除去 の失敗の基本的な原因は、 要求を完了するために十分な固定メモリーがシステムで使用可能でないということです。 これはシステム・レベルの事柄であり、 必ずしも特定のアプリケーションの結果ではありません。 除去するメモリー領域内のページに固定ページが入っている場合、 その内容を別の固定ページに移行させるとともに、 そのページの仮想/物理マッピングの保守をアトミックに行わなければなりません。 除去する領域内に固定データの移行に対応できるだけの固定可能メモリーがシステム内にない場合、 失敗します。 これが生じていないことを確認するために、 システム内の固定メモリーのレベルを低くしてください。 これを行うには、 固定共有メモリー・セグメントの破棄、 plock システム・コールをインプリメントするプログラムの終了、 またはプログラムでの plock の除去を行います。
PCI スロットの除去 の失敗の基本的な原因は、スロット内のアダプターがビジーであるということです。 デバイスの依存関係は追跡されないので注意してください。 例えば、 デバイスの依存関係が 1 つのスロットから、 アダプター、デバイス、ボリューム・グループ、論理ボリューム、 ファイルシステム、またはファイルのいずれかへ拡張されている場合があります。 そのような場合、 関係のあるアプリケーションを停止したり、 ファイルシステムをアンマウントしたり、 ボリューム・グループをオフに変更したりすることにより、 依存関係を手動で解決してください。