プロファイル・ファイル・フォーマット

目的

ログイン時にユーザー環境を設定します。

説明

$HOME/.profile ファイルには、ログイン時にシステムが実行するコマンドが含まれています。 .profile は、システムが環境に設定およびエクスポートする変数プロファイル割り当ても提供します。 /etc/profile ファイルには、ログイン時にすべてのユーザーが実行するコマンドが入っています。

login プログラムが LOGNAME (ログイン名) 変数と HOME (ログイン・ディレクトリー) 変数を環境に追加すると、 $HOME/.profile ファイル内のコマンドが実行されます (このファイルが存在する場合)。 .profile ファイルには、 profile ファイルに設定された変数をオーバーライドし、 /etc/profile ファイルに設定されたユーザー環境プロファイル変数をカスタマイズする個々のユーザー・プロファイルが含まれます。 .profile ファイルは、エクスポート環境変数や端末装置モードを設定するためによく使用されます。 システムをカスタマイズするユーザーは、 mkuser コマンドを使用して、各ユーザーのホーム・ディレクトリーにデフォルトの .profile ファイルを設定することができます。 ユーザーは、 .profile ファイルを変更することによって、必要に応じて環境を調整することができます。
注: $HOME/.profile ファイルは、Bourne シェルと Korn シェルの環境を設定するために使用されます。 C シェルと同等の環境は、 $HOME/.cshrc ファイルです。

以下の例は、 /etc/profile ファイルの典型的な例です。

#Set file creation mask unmask 022
#Tell me when new mail arrives
MAIL=/usr/mail/$LOGNAME
#Add my /bin directory to the shell 
search sequence
PATH=/usr/bin:/usr/sbin:/etc::
#Set terminal type
TERM=lft
#Make some environment variables global
export MAIL PATH TERM

ファイル

項目 説明
/etc/profile プロファイル変数が含まれます。