mkuser.default ファイル

目的

新規ユーザーのデフォルト属性が含まれます。

説明

/usr/lib/security/mkuser.default ファイルには、新規ユーザーのデフォルト属性が入っています。 このファイルは、ユーザー・スタンザを含む ASCII ファイルです。 これらのスタンザには、 mkuser コマンドによって作成されたユーザーの属性デフォルト値があります。 各属性には 属性= フォームがあります。 属性の値が $USER (ユーザー)の場合、 mkuser コマンドはユーザーの名前を置換します。 各属性ペアおよびスタンザの終わりは、改行文字によってマークされます。

ユーザーと管理者の 2 つのスタンザがあり、 ID 属性と 管理者 属性を除くすべての定義済み属性を含めることができます。 mkuser コマンドは、固有の ID 属性を生成します。 管理者 属性は、 -a 値 フラグが mkuser コマンドで使用されるかどうかによって異なります。

可能なユーザー属性のリストについては、 チャウザー コマンドを参照してください。

セキュリティー

アクセス制御: 読み取り (r) アクセス権限がすべてのユーザーに付与されていない場合は、セキュリティー・グループのメンバーに読み取り (r) アクセス権限を付与する必要があります。 このコマンドは、root ユーザーにのみ書き込み (w) アクセス権限を付与する必要があります。

標準的なユーザー・スタンザは、以下のようになります。

user:
   pgroup = staff
   groups = staff
   shell = /usr/bin/ksh
   home = /home/$USER
   auth1 = SYSTEM

ファイル

項目 説明
/usr/lib/security/mkuser.default ファイルへのパスを指定します。