strconf コマンド

目的

ストリーム構成を照会します。

構文

strconf-t | -m module ]

説明

strconf コマンドは、ストリームの構成を照会するために使用します。 フラグを指定しないで使用すると、一番上のドライバーだけでなく、ストリーム内の全モジュールのリストを表示します。 リストには、1 行に 1 つの名前が表示されます。 この場合、最初に表示される名前がストリームの一番上のモジュールで、最後に表示される項目がドライバーの名前です。

注: strconf コマンドは標準入力からのみ読み込みます。

フラグ

項目 説明
-m Module 指定したモジュールがストリーム上に存在するかどうか判別します。 モジュールが存在すれば、strconf コマンドはメッセージ「yes」を表示し、値 0 を戻します。存在しない場合、strconf コマンドはメッセージ「no」を表示し、0 以外の値を戻します。

-t-m のフラグは、同時には指定できません。

-t ストリームの一番上のモジュール (存在する場合) だけを表示します。

パラメーター

項目 説明
Module 対象となるモジュールを指定します。

  1. ストリームが ports ドライバーより上にプッシュされている ldterm モジュールだけを持つ場合、strconf コマンド (フラグなし) が以下のような出力を生成します。
    ldterm
    ports
  2. 以下のコマンドを入力して、ldterm モジュールがストリーム上にあるかどうかを尋ねます。
    strconf -m ldterm
    この場合、コマンドは、以下の出力を生成し、終了状況 0 を戻します。
    yes