skctl コマンド

目的

ストレージ保護キー属性の変更を処理します。

構文

skctl [-D]

skctl [-u] <nukeys/off>] [-k on/off/default]

skctl [-v [now|default|boot]

説明

skctl コマンドは、ストレージ保護キーをサポートするシステムで使用される特権コマンドです。 skctl コマンドは、ユーザー・スペース・ストレージ・キーの数を変更したり、 ユーザー・スペース・ストレージ・キーを使用不可にしたり、カーネル・ストレージ・キーの状態を使用可能または使用不可にしたり、 デフォルト、現行、および次回のブートのストレージ・キー属性を表示したりすることができます。

注: ストレージ・キー属性の変更後に /usr/sbin/bosboot コマンドを実行してから、 システムをリブートして変更を有効にする必要があります。

フラグ

項目 説明
-u ユーザー・スペース・キーの数を変更するか、ユーザー・スペース・キーを使用不可にします。 フラグを off に するか、2 からハードウェア・ストレージ・キーの最大数までの間の数にする必要があります。
-k カーネル・キーを使用可能または使用不可にします。
-v デフォルト、現行、および次回のブートのストレージ・キー属性を表示します。
-D ストレージ保護キー属性をデフォルトに戻します。