setuname コマンド

目的

システムのノード名を設定します。

構文

setuname [ -t ] -n Node

説明

setuname コマンドは、システムのノード名を設定するときに 使用します。-n オプションは必ず指定してください。ノード 名を設定できるのは、root 権限のあるユーザーだけです。-t オプション を使用すると、一時的な変更を行えます。一時変更を要求した場合に変更されるノード名 は、現在実行中のカーネル上だけになります。一時的に設定したノード名は、 リブート後は維持されません。-t オプションを使用しない 場合は、ノード名が ODM データベース内で永続的に変更されます。

フラグ

項目 説明
-n Node ノード名を変更する必要があることを指定します。これは必須オプション です。Node は、ホストの 1 次ノード名 です。この名前はシステムの UUCP 通信ネットワーク名でも構いません。
-t 一時的な変更です。変更内容を永続的にはしません。リブート後に元の名前が復元します。

終了状況

0
コマンドは正常に完了しました。
>0
エラーが発生しました。

  1. ノード名を一時的に「orion」に変更するには、次のように入力します。
    setuname -t -n orion
  2. ノード名を永続的に「orion」に変更するには、次のように入力します。
    setuname -n orion

ファイル

項目 説明
/usr/bin/setuname setuname コマンドが入っています。