rmdev コマンド

目的

システムからデバイスを除去します。

構文

rmdev { -l | -p }Name [ -d | -S ] [  -f File ] [ -h ] [ -q ] [  -R ] [ -g ]

説明

注: -l フラグは、-p フラグが指定されている場合は 指定できません。-R フラグと -p フラグを同時に指定した場合は、-R フラグが無視されます。

rmdev コマンドは、 -l Name フラグを使用して、 デバイス論理名で指定されたデバイスを構成解除するか、または構成解除して未定義にするという両方を 行います。デフォルト・アクションでは、 デバイスを構成解除しますが、カスタマイズ・デバイス・オブジェクト・クラス内のデバイス定義は残します。

-S フラグを指定すると、停止状態がサポートされるデバイスの場合は、 rmdev コマンドはデバイスを停止状態に設定します。-d フラグを指定すると、 rmdev コマンドはカスタマイズ・デバイス・オブジェクト・クラスからデバイス定義を削除します (未定義)。-d フラグを指定しなければ、rmdev コマンドはデバイスを定義済みの状態に設定します (構成解除)。 -R フラグを指定すると、rmdev コマンドはそのデバイスの子デバイスにも機能します。

すべての子デバイスを構成解除または削除するには、 -p フラグを親デバイスの論理名と一緒に使用します。 子デバイスは、-R フラグで記述されたのと同じ 再帰的方法で構成解除または削除されますが、指定されたデバイス自身は構成解除または削除されません。

重要: 構成データベースを保護するために、 rmdev コマンドは割り込みができないようになっています。 このコマンドを、完了しないうちに停止すると、データベースが破壊されます。

このコマンドは、System Management Interface Tool (SMIT)smit rmdev 高速パスを使用して実行することができます。

フラグ

項目 説明
-d カスタマイズ・デバイス・オブジェクト・クラスからデバイス定義を除去します。 このフラグは -S フラグとともに使用できません。
-f File File パラメーターから必要なフラグを読み取ります。
-g ロックしたデバイスでの削除操作の実行を強制します。
-h コマンド使用方法メッセージを表示します。
-l Name カスタマイズ・デバイス・オブジェクト・クラス内の、Name パラメーターで示された論理デバイスを指定します。 このフラグは -p フラグとともに使用することはできません。
-p Name 除去する必要がある子デバイスを保持する、 カスタマイズ・デバイス・オブジェクト・クラス内の親論理デバイス (Name パラメーターで 示される) を指定します。 このフラグは -l フラグとともに使用できません。
-q 標準出力ならびに標準エラーからのコマンド出力メッセージを抑制します。
-R デバイスおよびその子デバイスを構成解除するよう指定します。-d または -S フラグとともに使うと、子デバイスは未定義または停止状態になります。
-S デバイスに停止メソッドがある場合は、停止メソッドを呼び出してデバイスを使用不可にします。このフラグは -d フラグとともに使用できません。

終了状況

このコマンドは、以下の終了値を戻します。
項目 説明
0 正常終了。
>0 エラーが発生しました。

セキュリティー

特権制御: このコマンドに対する実行 (x) アクセス権は、root ユーザーとシステム・グループのメンバーだけが持ちます。

監査イベントは次のとおりです。

イベント 情報
DEV_Stop デバイス名。
DEV_Unconfigure デバイス名。
DEV_Remove デバイス名。

RBAC ユーザーおよび Trusted AIX® ユーザーへの注意: このコマンドは特権操作を実行できます。特権命令を実行できるのは特権ユーザーのみです。 権限および特権について詳しくは、「セキュリティー」の『特権コマンド・データベース』を参照してください。このコマンドに関連した特権および権限のリストについては、lssecattr コマンドまたは getcmdattr サブコマンドの項を参照してください。

  1. カスタマイズ・デバイス・オブジェクト・クラス内にデバイス定義を 保存したまま、CD-ROM デバイス cd0 を構成解除するには、以下のように入力します。
    rmdev  -l cd0
    システムは下記のようなメッセージを表示します。
    cd0 defined
  2. CD-ROM デバイス cd0 の定義をカスタマイズ・デバイス・オブジェクト・クラスから除去するには、 以下のように入力します。
    rmdev  -d  -l cd0
    システムは下記のようなメッセージを表示します。
    cd0 deleted
  3. カスタマイズ・デバイス・オブジェクト・クラス内にデバイス定義を 保存したまま、scsi1 SCSI アダプターおよびその子すべてを構成解除するには、 以下のように入力します。
    rmdev  -R -l scsi1
    システムは下記のようなメッセージを表示します。
    rmt0 Defined
    hdisk1 Defined
    scsi1 Defined
  4. カスタマイズ・デバイス・オブジェクト・クラス内にデバイス定義を 残したまま、scsi1 SCSI アダプターの子を構成解除するが、 アダプター自体は構成解除しないようにするには、以下のように入力します。
    rmdev  -p scsi1
    システムは下記のようなメッセージを表示します。
    rmt0 Defined
    hdisk1 Defined
  5. カスタマイズ・デバイス・オブジェクト・クラス内にデバイス定義を 保存したまま、pci1 PCI バスの子およびその下の他のすべてのデバイスを構成解除するには、 以下のように入力します。
    rmdev  -p pci1
    システムは下記のようなメッセージを表示します。
    rmt0 Defined
    hdisk1 Defined
    scsi1 Defined
    ent0 Defined

ファイル

項目 説明
/usr/sbin/rmdev rmdev コマンドが入っています。