PostScript プリンターでの ASCII ファイルの印刷
テキスト・フォーマット設定システムには enscript フィルターが組み込まれており、ASCII 印刷ファイルを PostScript プリンターで印刷するための PostScript ファイルに変換できます。
- プリンターはシステムに物理的に接続されている必要があります。
- プリンターの構成および定義が済んでいる必要があります。
- テキスト・フォーマット設定サービスのトランスクリプト部分をインストールする必要があります。
enscript フィルターは、印刷ジョブを PostScript 印刷キューに実行依頼するときに、qprt -da コマンドによって呼び出されます。qprt コマンドにいくつかのフラグを指定して、ASCII ファイルを PostScript 印刷キューに実行依頼する際の出力をカスタマイズできます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| -1+ | ページ見出しを追加します。 |
| -2+ | 出力のフォーマットを 2 列に設定します。 |
| -3+ | ページ見出し、日付、およびページ番号を飾り付きのスタイルで印刷します。これは「装飾」モードとも呼ばれます。 |
| -4+ | 印刷不能文字を含む場合であっても、ファイルを印刷します。 |
| -5+ | フォントに含まれない文字をリストします。 |
| -h string | ページ見出しに使用する文字列を指定します。このフラグを指定しない場合、見出しはファイル名、変更日、およびページ番号で構成されます。 |
| -l value | 1 ページあたりの最大印刷行数を指定します。 ポイント・サイズによっては、実際に印刷される 1 ページあたりの行数がこれより少なくなることがあります。 |
| -L! | ページ幅より長い行を切り捨てます。 |
| -p | ポイント・サイズを指定します。このフラグを指定しない場合は、ポイント・サイズ 10 が想定されます。ただし、2 列回転モード (-2+ -z1) を指定した場合は異なり、この場合は値 7 が使用されます。 |
| -s | フォント・スタイルを指定します。このフラグを指定しない場合は、Courier フォントが使用されます。PostScript プリンターが、指定したフォントにアクセスできることが必要です。受け入れ可能な値は次のとおりです。
|
| -z1 | 出力を 90 度回転します (横長モード)。 |
次のリストに、qrpt コマンド・フラグの使用法の例を示します。
- ASCII ファイル myfile.ascii を Msps1 という名前の PostScript プリンターに送るには、次のように入力します。
qprt -da -PMsps1 myfile.ascii - ASCII ファイル myfile.ascii を Msps1 という名前の PostScript プリンターに送り、Helvetica フォントで印刷するには、次のように入力します。
qprt -da -PMsps1 -sHelvetica myfile.ascii - ASCII ファイル myfile.ascii を Msps1 という名前の PostScript プリンターに送り、ポイント・サイズ 9 で印刷するには、次のように入力します。
qprt -da -PMsps1 -p9 myfile.ascii