SMP ワークロード

プロセッサーの追加がパフォーマンスに及ぼす影響より、処理されている特定ワークロードのある種の特性による影響のほうが大きくなります。 このセクションでは、それらの重要な特性と、その影響について説明します。

以下の用語は、SMP 環境で操作するために、既存のプログラムが変更されている範囲、 または新規プログラムが設計されている範囲を説明する際に使用されます。

SMP safe (SMP セーフ)
プログラムの中で、共用データへのシリアライズされていないアクセスなど、SMP 環境において機能上の問題の原因となるようなアクションをすべて回避すること。 この用語を単独で使用した場合は、通常、SMP 環境で正しく機能するために必要最小限の変更だけが加えられたプログラムを指します。
SMP efficient (SMP 効率)
プログラムの中で、SMP 環境において機能上またはパフォーマンス上の問題の原因となるようなアクションをすべて回避すること。 SMP-efficient と記述されているプログラムは SMP-safe でもあります。 SMP-efficient プログラムには通常、初期のボトルネックを最小化するために追加の変更が加えられています。
SMP exploiting (SMP 活用)
特に SMP 環境を有効に使用することを意図して、マルチスレッド化などの機能をプログラムに追加すること。 SMP-exploiting と記述されているプログラムは、一般に SMP-safe かつ SMP-efficient でもあると見なされます。