システム・リソース・コントローラー

システム・リソース・コントローラー (SRC) には、システム管理者とプログラマーによるサブシステムの作成と制御をより容易にするための一連のコマンドとサブルーチンが用意されています。

サブシステム とは、通常、制御システムから独立して、 あるいは、制御システムと一緒に作動することが可能なプログラムやプロセス、または、 プログラムやプロセスのセットです。 サブシステムは、指定された機能を提供する 1 つの単位として設計されています。

SRC は、オペレーターの介入の必要性を最小限に抑えるように設計されています。 また、共通のコマンド・ラインと C インターフェースを使用してサブシステム・プロセスを制御するためのメカニズムも用意されています。 このメカニズムには、次のものがあります。

  • 始動、停止、及び状況の照会に使用する整合性のあるユーザー・インターフェース
  • サブシステムの異常終了のロギング
  • 関連プロセスの異常システム終了時に呼び出される通知プログラム
  • サブシステム、サブシステムのグループ、またはサブサーバーのトレース
  • リモート・システム上での操作の制御に対するサポート
  • (構成データの変更後などに行われる) サブシステムの再表示

SRC は、共通の方法でプロセスを始動し、停止し、さらにプロセスに関する状況情報を収集する場合に、便利です。