NFS ファイルシステムの明示的なマウント

NFS ディレクトリーを明示的にマウントするには、次の手順で行います。

  1. NFS サーバーがディレクトリーをエクスポートしたことを検証します。
    showmount -e ServerName
    この場合、ServerName は NFS サーバーの名前です。 このコマンドにより、NFS サーバーから現在エクスポートされているディレクトリーの名前が表示されます。 マウントしたいディレクトリーが表示されていない場合は、サーバーからそのディレクトリーをエクスポートします。
    注: showmount コマンドは、NFS バージョン 4 ファイルシステムとしてのみエクスポートされたファイルシステムでは機能しません。 NFS バージョン 4 の場合、クライアントはサーバー用のルート・ファイルシステムをマウントして、エクスポートされたディレクトリー構造をトラバースできます。 エクスポートされた個々のファイルシステムを明示的にマウントしなくても、クライアントはファイルシステムにアクセスできます。
  2. mkdir コマンドを使用して、ローカル・マウント・ポイントを確立します。
    NFS がマウントを正常に完了するためには、NFS マウントのマウント・ポイント (プレースホルダー) として機能する NULL (空の) ディレクトリーが存在していなければなりません。 このマウント・ポイントは他のディレクトリーとまったく同じように作成でき、特殊な属性は不要です。
  3. 次のように入力します。
    mount ServerName:/remote/directory /local/directory
    この場合、ServerName は NFS サーバーの名前、/remote/directory はマウントしたい NFS サーバー上のディレクトリー、/local/directory は NFS クライアント上のマウント・ポイントです。
  4. クライアント・マシン上で次の SMIT 高速パスを入力します。
    smit mknfsmnt
  5. 次のフィールドのうち、ネットワーク構成で該当するフィールドを変更します。
    ネットワーク構成によっては、この画面上のすべてのエントリーに入力する必要はありません。
    注: SMIT インターフェースを使用している場合は、フィールドごとにタブ・キーを押して正しい値に変更しますが、ステップ 7 を完了するまで、Enter キーを押さないでください
    • PATHNAME of mount point (マウント・ポイントのパス名)
    • PATHNAME of remote directory (リモート・ディレクトリーのパス名)
    • HOST where remote directory resides (リモート・ディレクトリーが存在するホスト)
    • MOUNT now, add entry to /etc/filesystems or both? (マウントする時期 (即時、/etc/filesystems にのみ)
    • /etc/filesystems entry will mount the directory on system RESTART (/etc/filesystems のエントリーはシステム再起動時にディレクトリーをマウントする)
    • MODE for this NFS file system (この NFS ファイルシステムのモード)
  6. 使用する NFS の構成に応じて、残りのエントリーのデフォルト値を変更するかそのまま使用します。
  7. この画面での変更がすべて終了すると、SMIT により NFS ファイルシステムがマウントされます。
  8. 「Command: (コマンド)」フィールドに「OK」状況が表示されたら、SMIT を終了します。

これで、NFS ファイルシステムが使用できます。