キュー処理のインターバルの設定

sendmail デーモンがメール・キューを処理する時間インターバルは、デーモンが始動したときの -q フラグの値によって決まります。

通常、sendmail デーモンは、システム始動時に /etc/rc.tcpip ファイルによって始動されます。 /etc/rc.tcpip ファイルには、キュー処理インターバル (QPI) という変数が入っています。この変数は、sendmail デーモンの始動時に -q フラグの値を指定するのに使用します。 デフォルトでは、qpi の値は 30 分です。 別のキュー処理インターバルを指定するには、次のようにします。

  1. エディターを使用して /etc/rc.tcpip ファイルを編集します。
  2. qpi 変数に値が割り当てられている次のような行を検索します。
    qpi=30m
  3. qpi 変数に割り当てられた値を、指定したい時間値に変更します。

これらの変更は、次のシステム再始動時に有効となります。 変更を直ちに有効にしたい場合は、sendmail デーモンを停止し、-q フラグに新しい値を指定して再始動します。 詳細については、sendmail デーモンの停止 および sendmail デーモンの始動 を参照してください。