メール・キュー・ファイル

キュー内にある個々のメッセージには、いくつかのファイルが関連付けられています。

それらのファイルには、次の規則に従った名前が付いています。

TypefID

ID は固有なメッセージ・キュー ID で、Type はファイルのタイプを示す次のいずれかの文字です。

項目 説明
d 見出し情報を除く、メッセージ本体が入っているデータ・ファイル。
q キュー制御ファイル。 このファイルには、ジョブの処理に必要な情報が入っています。
t 一時ファイル。 このファイルは q ファイルの再構築中のイメージです。 このファイルは、直ちに q ファイルに名前変更されます。
x セッションが継続している間だけ存在するトランスクリプト・ファイルで、セッション中に発生したすべてのことを示します。

例えば、メッセージのキュー ID が AA00269 である場合、sendmail コマンドがメッセージを送達しようとしている間に、次のファイルがメール・キュー・ディレクトリー内に作成され、削除されます。

項目 説明
dfAA00269 データ・ファイル
qfAA00269 制御ファイル
tfAA00269 一時ファイル
xfAA00269 トランスクリプト・ファイル