メール・プログラムの統計ログ
sendmail コマンドは、このコマンドとのインターフェースである各メール・プログラムによって処理されるメールの総量を追跡します。
これらのメール・プログラムは、/etc/mail/sendmail.cf ファイル内に定義されています。
この図では、トップに Mail と MH があるトップダウン編成図のタイプを示します。 トップから bellmail、BNU、および SMTP が分岐しています。 そのすぐ下のレベルはそれぞれ、ローカル・メールボックス、UUCP リンク、および TCP/IP リンクです。 UUCP リンク
と TCP/IP リンクの下は、リモート・メールボックスです。
メール・プログラムの統計の集計を開始するには、次のように入力して /etc/mail/statistics ファイルを作成します。
touch /etc/mail/statistics
sendmail コマンドは、統計情報の記録時にエラーを検出すると、syslog サブルーチンを使用してメッセージを書き込みます。 それらのエラーは、sendmail コマンドのその他の動作には影響を及ぼしません。
sendmail コマンドは、メールを処理するたびに、このファイル内の情報を更新します。 このファイルのサイズは大きくはなりませんが、ファイル内の数値は大きくなります。 それらの数値は、/etc/mail/statistics ファイルを作成またはリセットした時点以降のメールのボリュームを表します。