mvfilt コマンド
目的
フィルター・ルールを移動します。
構文
説明
mvfilt コマンドを使用して、フィルター・ルール・テーブル内の フィルター・ルールの位置を変更できます。 このコマンドの IPsec フィルター・ルールは、genfilt コマンドまたは IPsec smit (IP バージョン 4 または IP バージョン 6) を使用して構成することができます。
フラグ
項目 | 説明 |
---|---|
-v | フィルター・ルールの IP バージョン。 値 4 は IP バージョン 4 を指定し、値 6 は IP バージョン 6 を指定します。 |
-p | フィルター・ルール ID。 これは、フィルター・ルール・テーブル内の規則の以前の位置を指定します。 IP バージョン 4 の場合は、最初のフィルター・ルールが移動不可であるため、値 1 は無効です。 |
-n | フィルター・ルール ID。 これは、移動後のフィルター・ルール・テーブル内の規則の新しい位置を指定します。 IP バージョン 4 の場合は、最初のフィルター・ルールが予約済みであり移動不可であるため、値 1 は無効です。 |
セキュリティー
RBAC ユーザーおよび Trusted AIX ユーザーへの注意: このコマンドは特権命令を実行できます。 特権命令を実行できるのは特権ユーザーのみです。 権限および特権についての詳細情報は、「セキュリティー」の『特権コマンド・データベース』を参照してください。 このコマンドに関連した特権および権限のリストについては、lssecattr コマンドまたは getcmdattr サブコマンドの項を参照してください。