mkndaf コマンド
目的
AIX® ネットワーク・データ管理機能 (NDAF) を実行するようシステムを構成します。
構文
説明
mkndaf コマンドは、NDAF デーモンを実行するようシステムを構成します。mkndaf コマンドは inittab ファイルにエントリーを追加し、その結果 /etc/rc.ndaf ファイルはシステムが再始動されたときに実行されます。 /etc/rc.ndaf ファイルは、NDAF データ・サーバー上の dms デーモンおよび NDAF 管理サーバー上の dmadm デーモンを開始するために実行されます。
フラグ
項目 | 説明 |
---|---|
-B | システムの再始動時に /etc/rc.ndaf ファイルを実行するために inittab ファイルにエントリーを追加します。 また、mkndaf コマンドは、NDAF デーモンを開始するために /etc/rc.ndaf ファイルを直ちに実行します。 このフラグはデフォルトです。 |
-I | システムの再始動時に /etc/rc.ndaf ファイルを実行するために inittab ファイルにエントリーを追加します。 |
-N | /etc/rc.ndaf ファイルを始動させ、NDAF デーモンを即座に始動させます。 この方法で始動させると、次にシステムが再始動されるまでデーモンは実行します。 |
ファイル
項目 | 説明 |
---|---|
inittab | システムの初期化プロセスを制御します。 |
/etc/rc.ndaf | NDAF デーモンの始動スクリプトが入っています。 |
例
NDAF デーモンを開始し、次回のリブート用にこれらのデーモンをスケジュールに入れるには、次のコマンドを入力します。
mkndaf
セキュリティー
RBAC ユーザーおよび Trusted AIX ユーザーへの注意: このコマンドは特権命令を実行できます。 特権命令を実行できるのは特権ユーザーのみです。 権限および特権についての詳細情報は、「セキュリティー」の『特権コマンド・データベース』を参照してください。 このコマンドに関連した特権および権限のリストについては、lssecattr コマンドまたは getcmdattr サブコマンドの項を参照してください。