ISO9660 フォーマットによる CD または DVD のルート・ボリューム・グループ・バックアップの作成

ISO9660 フォーマットで CD または DVD にルート・ボリューム・グループのバックアップを作成するには、以下の手順に従います。

SMIT を使用して、次のように、ISO9660 フォーマットで CD または DVD にルート・ボリューム・グループのバックアップを作成できます。
  • バックアップを CD に作成する場合は、smit mkcd 高速パスを使用します。
  • バックアップを DVD に作成する場合は、smit mkdvd 高速パスを使用して、「ISO9660 (CD format) (ISO9660 (CD フォーマット))」を選択します。
以下の手順は SMIT を使用して CD にシステム・バックアップを作成する方法を示しています。 (ISO9660 DVD にシステム・バックアップを作成する SMIT 手順も CD の手順とほとんど同じです。)
  1. smit mkcd 高速パスを入力します。 システムによって、既存の mksysb イメージを使用するかどうか尋ねられます。
  2. CD-R デバイスの名前を入力します。 (「Create the CD now? (すぐに CD を作成する)」フィールドが「no (いいえ)」に設定されていれば、このフィールドをブランクにしておくこともできます。)
  3. mksysb イメージを作成する場合、mksysb 作成オプション、「Create map files? (マップ・ファイルを作成する)」、および「Exclude files? (ファイルを除外する)」に対して、「yes (はい)」または「no (いいえ)」を選択します。 選択されているものを確認するか、または必要に応じて変更します。

    mkcd コマンドは常に、 /tmp を拡張するフラグを付けて mksysb コマンドを呼び出します。

    既存の image.data ファイルを指定するか、ユーザー定義の image.data ファイルを指定します。 ステップ 16 を参照してください。

  4. mksysb イメージを保管するファイルシステムを入力します。 このファイルシステムは、rootvg、別のボリューム・グループ、または NFS にマウントされて読み取り/書き込みアクセス権のあるファイルシステムで作成されたものにすることができます。 このフィールドをブランクにしておくと、mkcd コマンドはファイルシステムを作成し、そのファイルシステムが存在しない場合はコマンドの完了時にそのファイルシステムを除去します。
  5. CD または DVD のファイル構造と最終的な CD または DVD イメージを保管するファイルシステムを入力します。 これらのファイルシステム/ディレクトリーは、rootvg、別のボリューム・グループ、 または NFS マウントのファイルシステムに作成したファイルシステムにすることができます。 これらのフィールドをブランクにしておくと、この手順の後のステップで別の指定をしない限り、mkcd コマンドはこれらのファイルシステムを作成しますが、コマンドが完了するとそれらを除去します。
  6. ファイルシステムのフィールドに何も情報を入力しない場合は、mkcd コマンドが、rootvg または別のボリューム・グループにこれらのファイルシステムを作成することを選択できます。 デフォルトの rootvg を選択し、mksysb イメージを作成する場合は、mkcd コマンドはファイルシステムの除外ファイルに追加し、-e 除外ファイル・オプションを使用して mksysb コマンドを呼び出します。
  7. 「Do you want the CD or DVD to be bootable? (CD または DVD をブート可能にする)」フィールドで yes を選択して、CD または DVD にブート・イメージが作成されるようにします。 no を選択した場合は、同じバージョン/リリース/保守 レベルの製品からブートした後、システム・バックアップ CD からシステム・バックアップをインストールする必要があります。
  8. 「Remove final images after creating CD? (CD の作成後に最終イメージを除去する)」フィールドを no に変更すると、CD イメージ用のファイルシステム (この手順の前の方で指定した) は、CD の記録後に残ります。
  9. 「Create the CD now? (すぐに CD を作成する)」フィールドを no に変更すると、CD イメージ用のファイルシステム (この手順の前の方で指定した) は残ります。 この手順で選択した設定は有効のままですが、この時点では、CD は作成されません。
  10. インストール・バンドル・ファイルを使用する場合は、 バンドル・ファイルへの絶対パス名を入力してください。 mkcd コマンドは、そのファイルを CD ファイルシステムにコピーします。 バンドル・ファイルは、mksysb イメージの bosinst.data ファイル、 またはユーザー指定の bosinst.data ファイルで、BUNDLES フィールドに事前に指定しておく必要があります。 このオプションを使用してバンドル・ファイルを CD に入れる場合は、 bosinst.data ファイルの BUNDLES フィールドのロケーションは、 次のようになっていなければなりません。
    /../usr/sys/inst.data/user_bundles/bundle_file_name
  11. 追加パッケージを CD または DVD に入れるには、パッケージのリストが入っているファイルの名前を「File with list of packages to copy to CD (CD にコピーするパッケージのリストがあるファイル)」フィールドに入力します。 このファイルのフォーマットは、1 行につき 1 つのパッケージ名です。

    mksysb イメージを復元した後に、 1 つ以上のバンドルをインストールする場合は、 前の指示に従って、バンドル・ファイルを指定してください。 このオプションを使用して、 バンドルにリストされたパッケージを CD 上で使用可能にすることができます。 このオプションを使用する場合は、 次のステップでインストール・イメージのロケーションも指定する必要があります。

  12. CD ファイルシステムにコピーするインストール・イメージのロケーションを (ある場合)、 「Location of packages to copy to CD (CD にコピーするパッケージのロケーション)」フィールドに入力します。 CD に追加パッケージを入れる場合、このフィールドは必要です (直前のステップを参照)。 ロケーションは、ディレクトリーまたは CD デバイスにすることができます。
  13. 「Customization script (カスタマイズ・スクリプト)」フィールドで、 カスタマイズ・スクリプトの絶対パス名を指定することができます。 これを指定すると、mkcd コマンドは、 スクリプトを CD ファイルシステムにコピーします。 mksysb イメージの bosinst.data ファイルで CUSTOMIZATION_FILE フィールドを設定しておくか、CUSTOMIZATION_FILE フィールドが設定されたユーザー指定の bosinst.data ファイルを使用する必要があります。 mkcd コマンドは、このファイルを、RAM ファイルシステムにコピーします。 したがって、CUSTOMIZATION_FILE フィールドでのパスは、 次のようになっている必要があります。
    /../filename
  14. 「User supplied bosinst.data file (ユーザー提供の bosinst.data ファイル)」フィールドでユーザーの bosinst.data ファイルの絶対パス名を入力することによって、mksysb イメージ内のものではなく、ユーザー独自の bosinst.data ファイルを使用することができます。
  15. mkcd コマンドでデバッグをオンにするには、「Debug output? (デバッグ出力する)」を「yes (はい)」に設定します。 デバッグ出力は、smit.log に出力されます。
  16. 「User supplied image.data file (ユーザー提供の image.data ファイル)」にユーザーの image.data ファイルの絶対パス名を入力することによって、mksysb イメージ内の image.data ファイルではなく、ユーザー独自の image.data ファイルを使用することができます。