mkcd コマンドの実行の準備
mkcd コマンドを実行するには、追加のワークスペースが必要です。
別個のファイルシステムまたはディレクトリーが、下記の目的のためにそれぞれ必要です。
- mksysb または savevg イメージの格納
- CD または DVD ファイルシステムの内容の保管
- 記録する前の CD または DVD イメージの保管
- /mkcd/mksysb_image
- スペース所要量は、
作成される mksysb イメージのサイズに応じて決まります。 mkcd コマンドは、mksysb イメージの作成を開始する前に、
このスペースの計算を試み、使用可能なスペースが十分にあるか確認します。 注: mkcd コマンドは /mkcd/mksysb_image ディレクトリーに必要なスペース所要量の計算に、 除外されたファイル (/etc/exclude.rootvg) によって使用されるスペースも加えます。 そのため mkcd コマンドは /mkcd/mksysb_image ディレクトリーを作成できないことがあります。
- /mkcd/cd_fs
- 645 MB 必要です (DVD では 4.38 GB まで)。
- /mkcd/cd_images
- 少なくとも 645 MB のスペースが必要です (DVD では 4.38 GB まで)。 イメージを除去しないことを指定するために、 -R または -S フラグを使用する場合で、 複数のボリュームが必要なときは、それ以上のスペースを用意する必要があります。
これらのファイルシステムで使用されるスペースは、一時的なものです (イメージを保存するために、 -R または -S フラグが指定されていない限り)。 mkcd コマンドが作成したファイルシステムは、後で除去されます。 各ファイルシステムまたはディレクトリーのスペース所要量は、 645 MB を超える可能性があります (DVD では、4.38 GB まで)。
マシンに十分なスペースがない場合は、 NFS を使って別のサーバー・システムのスペースをマウントすることができます。 ただし、そのファイルシステムは書き込み可能でなければなりません。 非常に大容量の /mkcd ファイルシステムを作成することができます (CD の場合は 1.5 GB、DVD の場合は 9 GB)。 こうすると、 クライアントで自身のシステムのバックアップ CD または DVD の作成が必要なときに、 /mkcd ファイルシステムを各クライアントにマウントすることができます。 mkcd コマンドを使用して (2 GB を超える) 非常に大規模なバックアップを作成するときは、 ファイルシステムが大規模ファイルを使えるようになっていて、 ulimit の値を unlimited に設定する必要があります。
mkcd コマンドの -L フラグを使うと、DVD サイズの ISO9660 イメージを作成することができます。 mkcd コマンドの -U フラグを使うと、UDF DVD イメージを作成することができます。 また、mkdvd コマンドを使用して DVD サイズの ISO9660 イメージを作成することもできます。