入力メソッド名

使用可能な入力メソッド群は、インストールされているロケールと、 それらのロケールで提供される入力メソッドによって異なります。 入力メソッドの名前は、通常はロケールに対応しています。 例えば、ギリシャ語入力メソッドは el_GR と指定されますが、 これは、ギリシャで話されているギリシャ語言語のロケールと同じです。

1 つのロケールに複数の入力メソッドが存在する場合、 ロケール名の一部である修飾子により、2 次入力メソッドを識別します。 例えば、カナダで話されるようなフランス語ロケールでは、 デフォルトのメソッドと 2 つの代替メソッドの 3 つの入力メソッドがあります。 入力メソッド名は、次のとおりです。

入力メソッド名 説明
fr_CA デフォルト入力メソッド
fr_CA@im=alt 代替入力メソッド
fr_CA.im__64 64 ビット入力メソッド

ロケールの fr 部分は、言語名 (フランス語) を表し、 CA は地域名 (カナダ) を表します。 @im=alt 文字ストリングは、ロケールの修飾子部分で、 代替入力メソッドを識別するのに使用されます。 修飾子文字ストリングはすべて、@im=修飾子 の形式で示されます。

入力メソッドはロード可能なオブジェクト・モジュールであるため、 64 ビット環境で実行するときには、別のオブジェクトが必要になります。 64 ビット環境では、入力メソッド・ライブラリーは、入力メソッドを検索するときに、 自動的に名前へ __64 を追加します。 前述の例では、入力メソッドの名前は fr_CA.im__64 になります。

ロケール名を使用しないで入力メソッドを指定することが可能です。 libIM ライブラリーでは、名前がロケール名に限定されていないので、呼び出し側アプリケーションでは、 libIM に渡された名前を見つけられなければなりません。 しかし、アプリケーションは、@im=修飾子 の形式の修飾子文字ストリングだけを要求する必要があり、 ユーザーの要求は setlocale サブルーチンからの戻り文字ストリング (LC_CTYPE,NULL) と連結されるはずです。