ログイン名、システム ID、パスワード

オペレーティング・システムが、ユーザーに正しい環境を提供するためには、そのユーザーが誰であるかをシステムに知らせる必要があります。

ユーザーは、自分自身をオペレーティング・システムに認識させるために、ログイン名 (ユーザー ID またはユーザー名ともいいます) とパスワード を入力してログインします。 パスワードは、セキュリティーの 1 つの形です。 他人にログイン名を知られても、パスワードを知られなければ、ユーザーのシステムにログインできません。

システムをマルチユーザー・システムとして設定する場合は、許可ユーザーそれぞれがそのシステム上のアカウント、パスワード、ログイン名を持つことになります。 オペレーティング・システムは、各ユーザーのリソース使用をトラックします。 これを、システム・アカウント といいます。 各ユーザーには、システムのストレージ・スペースにファイルシステム と呼ばれる、専用領域が与えられます。 ユーザーがログインしたとき、システムには他に数多くのファイルがあっても、ファイルシステムにはそのユーザーのファイルしか含まれていないかのように見えます。

1 つのシステム上で、複数の有効なログイン名を持つことができます。 ログイン名を別のログイン名に変えたい場合でも、システムからログアウトする必要はありません。 ログアウトすることなく、異なるログイン名を別のシェル内で同時に使用したり、同じシェル内で連続して使用できます。 また、システムが他のシステムに接続されたネットワークの一部である場合、ユーザーがログイン名を持っているシステムであれば、他のどのシステムにもログインできます。 これをリモート・ログイン といいます。

オペレーティング・システムでの作業が終了したら、ログアウトしてファイルやデータの安全を確保します。