システム・バックアップのクローン作成

システム・バックアップをターゲット・マシンにインストールして、一貫性のあるオペレーティング・システム、オプションのソフトウェア、および構成の設定を反映させることができます。

mksysb イメージを用いて、1 つのシステム・イメージのクローンを、 複数のターゲット・システム上に作成することができます。 ただし、 ターゲット・システムが備えているハードウェア・デバイスやアダプター、 あるいはターゲット・システムが必要とするカーネルが、 ソース・システムと同じではないことがあります。 BOS インストールの際にすべてのデバイスとカーネルが自動的にインストールされます。 その結果、システム・バックアップを作成すると、 mksysb イメージにはすべてのデバイスおよびカーネル・サポートが含まれます。 例えば、System_A のシステム・バックアップを作成して、System_Amksysb イメージを System_B にインストールすることができますが、その際、System_B をブートするためにプロダクト・メディアを使用する必要はありません。すべてのデバイスおよびカーネルのインストールについて詳しくは、バックアップ作成前のすべてのデバイスおよびカーネル・サポートのインストールを参照してください。

クローン・インストールを行う場合、デフォルトでは、デバイス情報はターゲット・システムに復元されません。 クローン・インストール時、 mksysb イメージがインストール先のシステムのものかどうかが、 BOS インストール・プロセスによって検査されます。 ターゲット・システムと mksysb イメージが異なる場合は、 デバイス情報はリカバリーされません。 この動作は、bosinst.data ファイル内の RECOVER_DEVICES 変数で決まります。 この変数は、Default、yes、または no に設定できます。それぞれの値で決まる動作は、以下のとおりです。
Default
デバイスのリカバリーはありません。
yes
ODM の再構築を試みます。
no
デバイスのリカバリーはありません。
注: 「Backup Restore (バックアップの復元)」メニューで yes または no を選択するか、bosinst.data ファイルで属性の値を編集することにより、RECOVER_DEVICES のデフォルト値をオーバーライドすることができます。

ソース・システムに正しいパスワードとネットワーク情報がない場合は、 この時点で、ターゲット・システム上で修正を行うことができます。 また、プロダクトによっては、 デバイス特有のファイルを提供するものもあります (graPHIGS など)。 ソースのグラフィックス・アダプターが、ターゲット・システムとは異なっている場合は、 グラフィックス関連の LPP 用のデバイス特有のファイルセットがインストールされているか、 確認してください。