概要 (STRING コマンド)

STRING は、データ変換でターゲット変数として使用できる新しい文字列変数を宣言します。

基本仕様

基本仕様は、新しい変数の名前と、括弧で囲まれた変数形式です。

シンタックス・ルール

  • キーワード TO を使用して複数のストリング変数を作成する場合、指定された形式は、 TOによって指定および暗黙指定される各変数に適用されます。
  • 異なる形式で変数を宣言するには、各形式グループをスラッシュで区切ります。
  • STRING を入力プログラム内で使用して、アクティブ・データ・セットの辞書内の文字列変数の順序を判別することができます。 この目的で使用する場合は、入力プログラム内で STRINGDATA LIST の前に置く必要があります。 NUMERIC コマンドの を参照してください。
  • STRING を使用して既存の変数を再定義することはできません。
  • 文字列変数の長さをゼロにすることはできません。 A0 は正しくありません。
  • プログラムのすべてのインプリメンテーションで、 A 形式を使用できます。 一部のシステムでは、他のストリング・フォーマットを使用できる場合があります。 さらに、LONG ストリングの定義は、ご使用のオペレーティング・システムによって異なります。 ご使用のオペレーティング・システムの資料を入手するには、 INFO コマンドでキーワード LOCAL を使用します。

操作

  • STRING は、コマンド・シーケンスで検出されるとすぐに有効になります。 したがって、コマンド間の STRING の位置には特に注意してください。 詳しくは、トピック「 コマンドの順序 」を参照してください。
  • 新しいストリング変数は、ブランクとして初期化されます。
  • STRING で宣言された変数は、指定された順序でアクティブ・データ・セットに追加されます。 この順序は、変数が変換言語で使用される順序によって変更されることはありません。
  • 文字列変数の定義された幅を変更するには、 ALTER TYPE コマンドを使用します。 詳しくは、トピック ALTER TYPE を参照してください。