挿入

INSERT は、セッションにコマンドのファイルを組み込みます。 INSERT は、特に一連の長いデータ定義ステートメントまたは変換を組み込む場合に役立ちます。 INSERT のもう 1 つの用途は、一般的に使用されるコマンドのライブラリーをセットアップし、必要に応じてコマンド・シーケンスに組み込むことです。

: シンタックス・グラフで使用される等号 (=) は必須要素です。

INSERT  FILE='file specification' [PASSWORD='password']
       [SYNTAX = {INTERACTIVE*}]
                 {BATCH       }
       [ERROR = {CONTINUE*}]
                {STOP     }
       [CD = {NO*}]
             {YES}
       [ENCODING = 'encoding specification']

* キーワードが省略された場合のデフォルト。

このコマンドは即時に有効になります。 アクティブなデータ・セットを読み取ることも、保留中の変換を実行することもありません。 詳しくは、トピック「 コマンドの順序 」を参照してください。

リリース履歴

リリース 13.0

  • コマンドが導入されました。

リリース 16.0

  • Unicode サポートのために ENCODING キーワードが追加されました。

リリース 22.0

  • PASSWORD キーワードが導入されました。

INSERT FILE='/examples/commands/file1.sps'
  SYNTAX=BATCH ERROR=STOP CD=YES ENCODING='UTF8'.