概要 (GLM コマンド)
GLM (一般線型モデル) は、回帰だけでなく、分散と共分散の分析のための一般的な手続きです。 GLM は、分散分析プロシージャーの中で最も汎用性が高く、1 変量と多変量の両方の計画に使用できます。 GLM では、以下のことが可能です。
- 相互作用およびネストされた効果を設計モデルに含めます。 複数のネストが許可されます。例えば、 C 内の B 内の A は、 A(B(C)) として指定されます。
- 共変量を設計モデルに含めます。
GLMでは、 X by X (または X*X)、 X by 「A」 (または X*「A」)、 X by 「A」 within (B) (または X*「A」((B))) などの共変量と共変量と因子による共変量の交互作用も使用できます。 したがって、多項式回帰または回帰の等質性の検定を実行することができます。 - バランスの取れたデザイン・モデル、バランスのとれていないすべてのセルが入力されたデザイン・モデル、および一部のセルが空のデザイン・モデルの効果に対する適切な平方和の仮説検定を選択します。 モデル内の各効果の仮説検定に対応する推定可能関数を表示することもできます。
- 推定可能関数の一般形式を表示します。
- 期待平方平均を表示し、混合効果モデルおよび変量効果モデルの各効果を検定するための適切な誤差項を自動的に検出して使用します。
- 一般的に使用される対比を選択するか、ユーザー指定の対比を指定して仮説検定を実行します。
- 帰無仮説 LBM = Kに基づいて仮説検定をカスタマイズします。ここで、 B はパラメーター・ベクトルまたは行列です。
- 多重比較のためのさまざまなその後の検定を表示します。
- 共変量に合わせて調整された被験者間因子と被験者内因子の両方について、母周辺セルの平均値の推定値を表示します。
- 分散および共分散の多変量分析を実行します。
- 重み付き最小二乗法および一般化された逆手法を使用して、パラメーターを推定します。
- 因子の各レベルの推定周辺セル平均のプロットを表示し、モデル内の別の因子の各レベルに対して個別の線を使用して、モデル内のレベルをグラフィカルに比較します。
- 診断チェックに役立つさまざまな推定値および測定値を表示します。 これらのすべての推定値および測定値は、別のプロシージャーで使用するためにデータ・ファイルに保存することができます。
- 反復測定の分散分析を実行します。
- 多変量分析および 1 変量分析で基礎となる仮定を検定するための等質性検定を表示します。