SAVE サブコマンド (COXREG コマンド)
SAVE は、 COXREGによって作成された一時変数を保存します。 一時変数には次のものがあります。
SURVIVAL。 現在のケースで評価された生存関数。
SE。 生存関数の標準誤差。
HAZARD。 現在のケースで評価された累積ハザード関数。 別名 RESID。
LML。 Log-minus-log-of-survival 関数。
DFBETA。 現在のケースが削除された場合の係数の変更。 最終モデルの共変量ごとに 1 つの DFBETA があります。 時間依存の共変量がある場合は、 DFBETA のみを要求できます。 その他の一時変数に対する要求は無視されます。
PRESID。 偏残差。 最終モデルの共変量ごとに 1 つの残差変数があります。 共変量が最終モデルにない場合は、対応する新しい変数にシステム欠損値が設定されます。
XBETA。 最終モデルからの平均修正共変量に回帰係数を掛けた線型の組み合わせ。
- 新しい変数の変数名を指定するには、各一時変数名の後に括弧で囲んで新しい名前を割り当てます。
- 割り当てられた変数名は、アクティブ・データ・セット内で固有でなければなりません。 スクラッチまたはシステム変数名は使用できません (つまり、変数名の先頭を # または $にすることはできません)。
- 新しい変数名が指定されていない場合、
COXREGはデフォルト名を生成します。 デフォルト名は、一時変数の名前の最初の 3 文字 ( SEの場合は 2 文字) と、その後に続く下線と固有の番号で構成されます。 - 一時変数は、同じ
SAVEサブコマンドで一度しか保存できません。
例
COXREG VARIABLES = SURVIVAL WITH GROUP
/STATUS = SURVSTA (1)
/STRATA = LOCATION
/CATEGORICAL = GROUP
/METHOD = ENTER
/SAVE SURVIVAL HAZARD.
COXREG は、2 つの新しい変数 SUR_1 および HAZ_1に累積生存とハザードを保存します。ただし、これらの 2 つの変数の名前がどちらもアクティブ・データ・セットに存在しない場合に限ります。 存在する場合は、数値の接尾部が増分されて区別されます。