INSTRUMENT サブコマンド (2SLS コマンド)
INSTRUMENTS は、操作変数を指定します。 これらの変数は、 2SLSの最初の段階で、内生変数の予測値を計算するために使用されます。
- 少なくとも 1 つの
INSTRUMENTSサブコマンドを指定する必要があります。 - 複数の
INSTRUMENTSサブコマンドを指定すると、効果は累積されます。INSTRUMENTSサブコマンドで指定されたすべての変数は、すべての内生変数を予測するための手段として使用されます。 - アクティブ・データ・セット内の任意の変数に、計器として名前を付けることができます。
EQUATIONサブコマンドで操作変数を指定できますが、この指定は必須ではありません。INSTRUMENTSサブコマンドでは、少なくともWITHの後に指定された数の変数を最長のEQUATIONサブコマンドで指定する必要があります。- すべての予測変数が唯一の
INSTRUMENTSとしてリストされている場合、結果は通常の最小二乗法回帰の結果と同じになります。
例
2SLS DEMAND WITH PRICE, INCOME
/PRICE WITH DEMAND, RAINFALL, LAGPRICE
/INSTRUMENTS=INCOME, RAINFALL, LAGPRICE.
- 内生変数は
PRICEおよびDEMANDです。 - 内生変数の予測値を計算するために使用する計器は、
INCOME、RAINFALL、およびLAGPRICEです。