2 項ロジスティック回帰のプロシージャーの選択

ロジスティック回帰プロシージャおよび多項ロジスティック回帰プロシージャを使用して、2 項ロジスティック回帰モデルの当てはめを行うことができます。 それぞれのプロシージャーには、もう一方のプロシージャーにはないオプションがあります。 2 つのプロシージャーには重要な理論上の違いがあります。ロジスティック回帰プロシージャーでは、データの入力方法や共変量パターンの数がケースの総数より少ないかどうかに関係なく、個々のケース・レベルのデータを使用してすべての予測、残差、影響力の統計、および適合度検定が出力されます。一方、多項ロジスティック回帰プロシージャーでは、ケースが内部で集計されて、予測値の共変量パターンが同一である複数の部分母集団が構成され、これらの部分母集団に基づいて予測、残差、および適合度検定が出力されます。 すべての予測値がカテゴリーであるか、または連続型予測値の値の数が限られている場合 (そのために個々の共変量パターンに複数のケースが存在する場合) は、部分母集団アプローチで有効な適合度検定と有益な残差が得られますが、個別のケース・レベル・アプローチでは得られません。

ロジスティック回帰
以下に示す独自機能を備えています。
  • モデルの適合度を調べる Hosmer-Lemeshow 検定
  • ステップワイズ分析
  • モデルのパラメーター化を定義する対比
  • 分類のための代替分割点
  • 分類プロット(C)
  • 1 つのケース・セット上で一連のホールドアウト・ケースに当てはめられたモデル
  • 予測、残差、および影響力の統計の保存
多項ロジスティック回帰
以下に示す独自機能を備えています。
  • モデルの適合度を調べる Pearson と逸脱カイ 2 乗検定
  • 適合度検定用のデータをグループ化するための部分母集団の指定
  • 部分母集団別の度数、予測度数、および残差のリスト表示
  • 過剰な散らばりに対する分散推定値の修正
  • パラメーター推定値の共分散行列
  • パラメーターの線型結合の検定
  • ネストされたモデルの明示的指定
  • 差分変数を使用した 1 対 1 一致条件付きロジスティック回帰モデルの当てはめ
注:
  • これらのプロシージャはいずれも、2 項分布とロジット リンク関数を使用する一般化線型モデルである 2 値データのモデルの当てはめを行います。 使用するデータに対して別のリンク関数がより適切である場合、一般化線型モデル プロシージャを使用する必要があります。
  • 2 値データ (あるいはその他の点で相関があるレコード) の反復測定の場合、一般化線型混合モデル プロシージャまたは一般化推定方程式プロシージャを検討してください。