カテゴリー回帰: 尺度の定義

従属変数と独立変数の最適尺度水準を設定することができます。デフォルトでは、これらの変数は、2 つの内側ノットを持つ 2 次の単調スプライン (順序) として尺度化されます。また、分析変数の重みを設定することができます。

最適尺度水準: 各変数を数量化するための尺度水準を選択することができます。

  • スプライン順序: 観測変数のカテゴリーの順序は、最適尺度変数に格納されます。カテゴリー・ポイントは、原点を通る直線 (ベクトル) 上に配置されます。変換の結果は、選択された次数の滑らかで単調な区分的多項式になります。ユーザーが指定した内側ノットの数と手続きによって決定された内側ノットの配置により、区分が指定されます。
  • スプライン名義: 観測変数内の情報のうち、カテゴリー内のオブジェクトのグループだけが最適尺度変数に格納されます。観測変数のカテゴリーの順序は格納されません。カテゴリー・ポイントは、原点を通る直線 (ベクトル) 上に配置されます。変換の結果は、選択された次数の滑らかな (場合によっては単調な) 区分的多項式になります。ユーザーが指定した内側ノットの数と手続きによって決定された内側ノットの配置により、区分が指定されます。
  • 順序: 観測変数のカテゴリーの順序は、最適尺度変数に格納されます。カテゴリー・ポイントは、原点を通る直線 (ベクトル) 上に配置されます。変換の結果は、スプライン順序変換よりも適合性は優れていますが、滑らかさでは劣ります。
  • 名義: 観測変数内の情報のうち、カテゴリー内のオブジェクトのグループだけが最適尺度変数に格納されます。観測変数のカテゴリーの順序は格納されません。カテゴリー・ポイントは、原点を通る直線 (ベクトル) 上に配置されます。変換の結果は、スプライン名義変換よりも適合性は優れていますが、滑らかさでは劣ります。
  • 「数値」。カテゴリーは、順序付きで、等間隔 (間隔レベル) のカテゴリーとして扱われます。観測変数のカテゴリーの順序とカテゴリー番号間の等間隔性は、最適尺度変数に格納されます。カテゴリー・ポイントは、原点を通る直線 (ベクトル) 上に配置されます。すべての変数が数値レベルの場合、この分析は標準の主成分分析に類似したものになります。

CATREG で尺度を定義するには

  1. 「カテゴリー回帰」ダイアログ・ボックスの変数リストで、1 つ以上の変数を選択します。
  2. 「尺度の定義」をクリックします。
  3. 分析で使用する最適尺度水準を選択します。
  4. 「続行」をクリックします。