変換ノードの「オプション」タブ

「オプション」タブでは、含める変換の種類を指定することができます。このタブを選択すると、利用可能な変換をすべて含むことができ、または個別に変換を選択することができます。

個別に選択する場合は、逆変換またはログ変換のためにデータをオフセットする数を入力することもできます。この処理は、ゼロを多く含むデータの大部分が、平均値や標準偏差にバイアスがある状況において役に立ちます。

例えば、ゼロの値をいくつか含む 「BALANCE」 という名前のフィールドがあり、逆変換を実行したいと仮定します。不要なバイアスを避けるには、逆 (1/x) を選択し、「データ・オフセットの使用」 フィールドに 1 を入力します。(このオフセットは、IBM® SPSS® Modeler@OFFSET シーケンス機能が実行するものとは関連しません。)

すべての公式: 利用可能な変換が計算され出力結果に表示されることを指示します。

数式の選択: 計算して出力に表示する各種の変換を選択することができます。

  • 逆 (1/x): 逆変換が出力結果に表示されることを指示します。
  • 対数 (log n): 対数 n 変換が出力結果に表示されることを指示します。
  • 対数 (log 10): 対数 10 変換が出力結果に表示されることを指示します。
  • 指数: 指数変換 (ex) が出力結果に表示されることを指示します。
  • 平方根: 平方根変換が出力結果に表示されることを指示します。