出力ノードの「出力」タブ
表形式の出力を生成するノードの場合は、「出力」タブで結果の形式と出力先を指定することができます。
出力名。ノードの実行時に生成される出力の名前を指定します。「自動」 は、出力を生成するノードの名前に基づいて名前を選択します。「ユーザー設定」 で別の名前を指定することもできます。
画面に出力 (デフォルト)。オンラインで表示するための出力を作成します。出力ノードを実行すると、出力オブジェクトはマネージャー・ウィンドウの「出力」タブに表示されます。
ファイルに出力。ノードの実行時に、出力をファイルに保存します。このオプションを選択した場合は、ファイル名を入力して (または、ファイル選択ボタンを使用してディレクトリーを参照し、ファイル名を指定して)、ファイル形式を選択してください。ファイル形式には、特定の出力形式に使用できないものがありますので注意してください。
- 出力ノードの実行時に、ストリーム・エンコード値 (「ストリーム・オプション (Stream Options)」タブで設定) が出力に設定されます。
- 出力が生成された後、ストリームのエンコード方式が変更されても、テーブル出力のエンコードは変更されません。
- 出力ノード出力のエクスポート時、出力ファイルは現在定義されているストリーム・エンコードでエクスポートされます。出力の作成後は、ストリーム・エンコードを変更しても、生成済みの出力には影響しません。
- すべての HTML エクスポートは UTF-8 形式でエンコードされます。
- 拡張の出力ノードからの出力は、カスタム・ユーザー・スクリプトにより生成されます。そのため、エンコード方式はそのスクリプトにより制御されます。
出力をファイルに保存するために、以下のオプションが使用できます。
- データ (タブ区切り) (*.tab): データ値を含む、フォーマット済みのテキスト・ファイルを生成します。このスタイルは、他のアプリケーションにインポートできる、プレーン・テキストで表した情報を生成する場合に役立ちます。このオプションは、テーブル・ノード、クロス集計、および平均値ノードで使用できます。
- データ (カンマ区切り) (*.dat): データ値を含む、カンマで区切られたテキスト・ファイルを生成します。このスタイルでは、表計算アプリケーションやデータ分析アプリケーションにインポートできる形式のデータ・ファイルをすばやく生成できます。このオプションは、テーブル・ノード、クロス集計、および平均値ノードで使用できます。
- HTML (*.html): このオプションは、HTML 形式の出力を 1 つ以上のファイルに書き込みます。テーブル式出力 (テーブル・ノード、クロス集計、または平均値ノードから) の場合は、一連の HTML ファイルに フィールド名を含む内容パネルと HTML テーブルのデータが格納されます。テーブルの行数が 「1 ページの行数」 の設定値を超えた場合、1 つのテーブルが複数の HTML ファイルに分割されることがあります。このような場合は、すべてのテーブル ページに対するリンクが内容パネルに記載され、これを使用して各テーブルに移動できます。テーブル形式以外の出力の場合は、ノードの結果を含む HTML ファイルが 1 つ作成されます。注: HTML 出力に最初のページの書式だけが含まれている場合は、「出力のページ分割」 を選択し、1 ページにすべての出力が収まるように 「1 ページの行数」 の設定を調整してください。または、レポート・ノードのようなノードの出力テンプレートにカスタムの HTML タグがある場合は、形式の種類として 「カスタム」 を選択してください。
- テキスト・ファイル (*.txt): 出力データを含むテキスト・ファイルを生成します。このスタイルは、ワープロやプレゼンテーション ソフトウェアなど、他のアプリケーションにインポートできる出力データを生成する場合に便利です。このオプションは、一部のノードでは利用できません。
- 出力オブジェクト (*.cou): この形式で保存された出力オブジェクトは、IBM® SPSS® Modeler で開いて表示したり、プロジェクトへの追加、IBM SPSS Collaboration and Deployment Services Repository を使用して公開し、追跡することができます。
出力ビュー: 平均値ノードに対してデフォルトで、シンプルまたは詳細のどちらのモードで出力を表示するかを指定できます。このビューは、生成された出力をブラウズするときに切り替えることができます。 詳しくは、平均値ノード出力ブラウザーのトピックを参照してください。
形式。 レポート・ノードの場合に、出力を自動的にフォーマットするか、またはテンプレート中の HTML を使用してフォーマットするかを選択することができます。テンプレート中の HTML を使用してフォーマットする場合は、「カスタム」 を選択します。
表題。 レポート・ノードに対して、レポート出力の上部に表示するタイトル テキストを指定することができます。
挿入文字列を強調表示: レポート・ノードの場合に、このオプションを選択すると、レポート テンプレート中の CLEM 式が生成した文字列が強調表示されます。詳しくは、レポート・ノードの「テンプレート」タブのトピックを参照してください。形式に 「カスタム」 を指定した場合、このオプションの使用はお勧めできません。
ページ当たりの行数: レポート・ノードの場合に、出力レポートの自動フォーマット時に、各ページに入れる行数を指定します。
データの入れ替え: このオプションは、エクスポート前にデータの行列を入れ替えて、行がフィールドを、列がレコードを表すようにします。