尺度
尺度 (以前の「データ型」または「使用タイプ」) は、IBM® SPSS® Modeler におけるデータ・フィールドの使用法を記述します。入力ノードまたはデータ型ノードの「データ型」タブで尺度を設定することができます。例えば、値 1 と 0 をとる整数フィールドの測定の尺度をフラグ型に設定することができます。通常は、1 = True、0 = False を示します。
ストレージと尺度の比較 : フィールドの尺度は、ストレージ・タイプとは異なります。これは、データが文字列、整数、実数、日付、時間、またはタイムスタンプのどれで保存されるかを示すことに注意してください。データ型ノードを使用してストリームの任意のポイントでデータ型を変更できますが、一方、ストレージは、IBM SPSS Modeler へのデータ読み込時において入力で決定する必要があります。 詳しくは、フィールドのストレージと形式の設定のトピックを参照してください。
いくつかのモデル作成ノードは、それらの「フィールド」タブ上のアイコンによって入力フィールドおよび対象フィールドに対して許可される測定の尺度の種類を示します。
測定レベル・アイコン
| アイコン | 尺度 |
|---|---|
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デフォルト |
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連続 |
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カテゴリー型 |
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フラグ |
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名義 |
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順序 |
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不明 |
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集計棒グラフ |
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地理空間 |
使用できる測定の尺度は、次の通りです。
- デフォルト ストレージ タイプと値が不明なデータは (まだ読み込まれていない場合など)、「<デフォルト>」と表示されます。
- 連続型 0-100 や 0.75-1.25 という範囲のように、数値を記述するために使用されます。連続値は、整数、実数、または日付/時間になります。
- カテゴリー型 個別値の正確な数値が不明な場合に、文字列値に使用されます。これはインスタンス化されていないデータ型で、すべてのストレージに関する情報やデータの使用法に関する情報がわかっていないことを示します。データが読み込まれると、「ストリームのプロパティー」ダイアログ・ボックスで指定された名義型フィールドの最大メンバー数に応じて、測定の尺度は、フラグ型、名義型、データ型不明 のいずれかになります。
- フラグ型
trueとfalse、YesとNo、0と1など、 特性の有無を示す 2 つの異なる値を持つデータで使用されます。使用される値は異なる場合がありますが、一方の値は常に「true」値として、もう一方の値は「false」値として割り当てられる必要があります。 データは、テキスト、整数、実数、日付/時間、またはタイム・スタンプを表します。 - 名義型 複数の異なる値を持つデータを記述するために使用されます。それぞれの値は、「
small/medium/large」などのセットのメンバーとして処理されます。名義データは、任意のストレージ (数値、文字列、日時) を持つことができます。測定の尺度を名義型にしても、自動的に値が文字列に変わることはないことに注意してください。 - 順序型 固有の順序のある複数の異なる値を持つデータを記述するために使用されます。例えば、給与区分や満足度ランキングは、順序型データとして類別できます。順序は、データ要素の普通のソート順により定義されます。例えば、
1、3、5は一連の整数のデフォルトのソート順ですが、HIGH、LOW、NORMAL(アルファベットの昇順) は一連の文字列の順序です。可視化、モデル設定および IBM SPSS Statistics など順位データを DISTINCT 型として認識する他のアプリケーションへの出力するため、順序型の測定の尺度によりカテゴリー・データ・セットを順位データとして定義できます。順序型フィールドは、名義型フィールドを使用できる場合はいつでも使用できます。また、任意のストレージ型 (実数、整数、文字列、日付、時間など) のフィールドは順序型として定義できます。 - データ型不明 上記のいずれのデータ型にもあてはまらない、値が 1 つのフィールド、または定義された最大数を超えるメンバーがある名義型のデータに使用されます。この測定の尺度は、不明にしないと、データ型が多くのメンバー (アカウント番号など) を使用して設定されてしまうような場合に効果的です。フィールドに 「データ型不明」 を選択すると、役割が自動的に 「なし」 に設定され、「レコード ID」 が唯一の代替となります。デフォルトのセットの最大サイズは、250 の一意な値です。この数値は、「ツール」メニューからアクセスできる「ストリームのプロパティー」ダイアログ・ボックスの「オプション」タブで調整または無効化することができます。
- 集合 (Collection) リストで記録される、地理空間データ以外のデータを識別するために使用されます。集合は実質的に深さが 0 のリスト フィールドであり、
リストの要素が他のいずれかの尺度を持つものです。
リストについて詳しくは、リストス トレージおよび関連する尺度を参照してください。
- 地理空間 地理空間データを識別するためにリスト ストレージ タイプとともに使用されます。リストは、 0 から 2 までのリストの深さを持つ「整数のリスト」フィールドまたは「実数のリスト」フィールドにすることができます。
詳しくは、地理空間のサブ尺度を参照してください。
手作業で尺度を指定するか、またはソフトウェアにデータを読み込ませ、その値に基づいて尺度を判断させることができます。
また、カテゴリー・データとして処理する必要のあるいくつかの連続型データ・フィールドがある場合、それらを変換するオプションを選択することができます。 詳しくは、連続型データの変換のトピックを参照してください。
自動入力を使用するには
- データ型ノードまたは入力ノードの「データ型」タブのいずれかで、必要なフィールドの「値」列を「<読み込み>」に設定します。これで、下流にあるすべてのノードでメタデータが利用できるようになります。ダイアログ・ボックスのサングラス・ボタンを使用すると、すべてのフィールドを簡単に「<読み込み>」または「<通過>」に設定することができます。
- 「値の読み込み」 ボタンをクリックして、データ・ソースから直接値を読み込むこともできます。
フィールドの尺度を手作業で設定するには
- テーブル中のフィールドを選択します。
- 「尺度」 列のドロップダウン・リストで、フィールドの尺度を選択します。
- Ctrl-A または Ctrl キーを押しながらクリックして、複数のフィールドを選択してから、ドロップダウン・リストで尺度を選択することもできます。








