システムの引数

ユーザー・インターフェースのコマンド・ラインによる起動で利用できるシステム引数を次の表に示します。

表 1. システムの引数
引数 動作説明
@ <commandFile> @ 文字に続けてファイル名を記述することにより、コマンド・リストを指定することができます。modelerclient コマンドに @ から始まる引数を指定すると、その引数に指定されたコマンド・ファイル中のコマンドが、コマンド・ラインに指定されているのと同じように処理されます。詳しくは、複数の引数の組み合わせのトピックを参照してください。
-directory <dir> デフォルトの作業ディレクトリーを設定します。ローカル・モードでは、このディレクトリーはデータと出力の両方で使用されます。例: -directory c:/ または -directory c:¥¥
-server_directory <dir> デフォルトのデータ用サーバー・ディレクトリーを設定します。-directory フラグで指定された作業ディレクトリーは、出力に使用されます。
-execute 起動後に、起動時にロードされたストリーム、ステート、またはスクリプトを実行します。ストリームやステートではなくスクリプトがロードされた場合は、スクリプトだけが実行されます。
-stream <ストリーム> 起動時に、指定したストリームをロードします。複数のストリームを指定できますが、最後に指定したストリームが現在のストリームに設定されます。
-script <スクリプト> 起動時に、指定したスタンドアロン スクリプトをロードします。下で説明しているストリームやステートに加えてこれも指定できますが、起動時には 1 つのスクリプトしかロードできません。
-model <モデル> 起動時に、指定の生成モデル (.gm 形式ファイル) をロードします。
-state <ステート> 起動時に、指定した保存済みのステートをロードします。
-project <プロジェクト> 指定したプロジェクトをロードします。起動時には、プロジェクトを 1 つしかロードできません。
-output <出力> 起動時に、保存された出力オブジェクト (.cou 形式ファイル) をロードします。
-help コマンド・ライン引数のリストを表示します。このオプションを指定すると、他の引数はすべて無視されて、ヘルプ画面が表示されます。
-P <name>=<value> スタートアップ・パラメーターの設定に使用されます。ノードのプロパティー (スロット・パラメーター) の設定に使用することもできます。
注: ユーザー・インターフェースでデフォルト・ディレクトリーも設定できます。このオプションにアクセスするには、「ファイル」メニューの「作業ディレクトリーの設定」または「サーバー ディレクトリーの設定」を選択します。

複数ファイルのロード

ロードされた各オブジェクトに対応する引数を繰り返し指定して、起動時にコマンド・ラインから、複数のストリーム、ステート、および出力をロードすることができます。例えば、report.strtrain.str の 2 種類のストリームをロード、実行するには、コマンド・ラインに次のコマンドを指定します。

modelerclient -stream report.str -stream train.str -execute

IBM SPSS Collaboration and Deployment Services Repository からのオブジェクトのロード

ファイルまたは IBM® SPSS® Collaboration and Deployment Services Repository (ライセンスがある場合) から特定のオブジェクトを読み込むことができるため、ファイル名の接頭辞 spsscr: および、オプションで file: (ディスク上のオブジェクト) が IBM SPSS Modeler にオブジェクトの検索場所を示します。上記の接頭辞は、次のフラグに適用できます。

  • -stream
  • -script
  • -output
  • -model
  • -project

接頭辞を使用して、オブジェクトの場所を指定する URI を作成します。例えば、次のようになります。-stream "spsscr:///folder_1/scoring_stream.str"spsscr: の接頭辞がある場合、IBM SPSS Collaboration and Deployment Services Repository への有効な接続を同じコマンドで指定する必要があります。そのため、例えば、フル・コマンドは次のようになります。

modelerclient -spsscr_hostname myhost -spsscr_port 8080 
-spsscr_username myusername -spsscr_password mypassword 
-stream "spsscr:///folder_1/scoring_stream.str" -execute

コマンド・ラインから URI を使用する必要がある ことに注意してください。単純な REPOSITORY_PATH はサポートされていません (その場合は、スクリプト内でのみ作動します)。IBM SPSS Collaboration and Deployment Services Repository 中のオブジェクトの URI 詳細については、IBM SPSS Collaboration and Deployment Services Repository 内のオブジェクトへのアクセスを参照してください。