データベース接続の追加
データベースを開くには、最初に、接続するデータ・ソースを選択します。 「データ」タブの「データ・ソース」ドロップダウン・リストで 「新規データベース接続の追加」 を選択します。
「データベース接続」ダイアログ・ボックスが表示されます。
データ・ソース: 使用できるデータ・ソースがリストされます。 目的のデータベースが表示されていない場合は、リストを下方へスクロールしてください。 データ・ソースを選択してパスワードを入力したら、「接続」 をクリックします。 リストを更新するには、「リフレッシュ」 をクリックします。
- ユーザー名とパスワード。 データ・ソースがパスワードで保護されている場合は、ユーザー名および関連付けられているパスワードを入力します。
- 保管された資格情報。 資格情報が IBM® SPSS® Collaboration and Deployment Servicesで構成されている場合は、このオプションを選択して、リポジトリー内の資格情報を参照できます。 資格情報のユーザー名とパスワードは、データベースにアクセスするために必要なユーザー名とパスワードに一致している必要があります。
接続: 現在接続されているデータベースが表示されます。
- デフォルト。 オプションで、 1 つの接続をデフォルトとして選択できます。 これにより、データベース入力ノードまたはエクスポート・ノードはこの接続をデータ・ソースとして事前定義します。必要に応じて編集可能です。
- 保存。 オプションで、後続のセッションで再度表示する 1 つ以上の接続を選択します。
- データ・ソース: 現在接続されているデータベースの接続文字列。
- プリセット: (* 文字を使用して) プリセット値がデータベース接続に指定されているかどうかを示します。 プリセット値を指定するには、データベース接続に対応する行のこの列をクリックして、リストから「指定」を選択します。 詳しくは、トピック「 データベース接続の事前設定値の指定 」を参照してください。
接続を削除するには、目的の接続をリストから選択し、「削除」 をクリックします。
- 「属性」フィールドに、データベース接続文字列を入力します。 使用すべき適切な文字列については、ご使用のデータベースの資料を参照してください。
- 表示名を入力します。
- データベース・ユーザー名およびパスワードを入力し、「接続」をクリックします。
データベースに対して読み取りまたは書き込みを行うには、必要に応じて読み取り権限または書き込み権限を持つ ODBC データ・ソースがインストールされ、関連するデータベース用に構成されている必要があります。 IBM SPSS Data Access Pack には、この目的で使用できる ODBC ドライバが含まれています。また、これらのドライバは、ダウンロード サイトから入手できます。 ODBC データ・ソースに関する質問がある場合は、データベース管理者に問い合わせてください。
サポートされている ODBC ドライバー
IBM SPSS Modelerでの使用がサポートおよびテストされているデータベースおよび ODBC ドライバーの最新情報については、社内サポート・サイト (http://www.ibm.com/support) にある製品互換性マトリックスを参照してください。
ドライバーをインストールする場所
- IBM SPSS Modeler をローカル (スタンドアロン) モードで実行する場合は、ドライバーをローカル・コンピューターにインストールする必要があります。
- IBM SPSS Modeler をリモート IBM SPSS Modeler Serverに対して分散モードで実行する場合は、 IBM SPSS Modeler Server がインストールされているコンピューターに ODBC ドライバーをインストールする必要があります。 UNIX システム上の IBM SPSS Modeler Server については、このセクションで後述する「UNIX システムでの ODBC ドライバーの構成」も参照してください。
- IBM SPSS Modeler と IBM SPSS Modeler Serverの両方から同じデータ・ソースにアクセスする必要がある場合は、両方のコンピューターに ODBC ドライバーをインストールする必要があります。
- Terminal Services を介して IBM SPSS Modeler を実行する場合は、 IBM SPSS Modeler がインストールされている Terminal Services サーバーに ODBC ドライバーをインストールする必要があります。
UNIX システムの ODBC ドライバーの設定
デフォルトでは、 DataDirect Driver Manager は UNIX システム上の IBM SPSS Modeler Server 用に構成されていません。 DataDirect Driver Manager ロードするよう UNIX を設定するには、次のコマンドを入力します。
cd <modeler_server_install_directory>/bin
rm -f libspssodbc.so
次に、UTF8 ドライバー・ラッパーを使用する場合は、以下のコマンドを実行します。
ln -s libspssodbc_datadirect.so libspssodbc.so
UTF16 ドライバー・ラッパーを使用する場合は、代わりに以下のコマンドを実行します。
ln -s libspssodbc_datadirect_utf16.so libspssodbc.so
これにより、デフォルトのリンクが削除され、DataDirect Driver Manager へのリンクを作成します。
SPSS Modeler Serverを構成するには、以下のようにします。
- 以下の行を modelersrv.shに追加して、 IBM SPSS Data Access Pack odbc.sh 環境ファイルをソーシングするように SPSS Modeler Server 始動スクリプト modelersrv.sh を構成します。
ここで、 <pathtoSDAPinstall> は、 IBM SPSS Data Access Pack インストール済み環境への絶対パスです。. /<pathtoSDAPinstall>/odbc.sh
- SPSS Modeler Serverを再始動します。
DriverUnicodeType=1
スノーフレーク・データベースまたは Big Query データベースの構成
JVM インスタンスで開始する必要がある Excel ノードまたは XML ノードで動作する SDAP ドライバーを使用して Snowflake または BigQuery に接続すると、次のエラーが発生する場合があります。
Internal Error. Failed to open Java VM.
この問題を解決するには、Modeler と SDAP が同じ JVM インスタンスを使用するように、これらのデータベースの SDAP ODBC 構成を編集します。 以下は、Snowflake 用の JVM インスタンスを構成する方法の例です。
- 「進行状況」 DataDirect 「Snowflake ODBC ドライバーのセットアップ」 ダイアログで、 「SQL エンジン」 タブに移動します。
- 「SQL Engine Modeler」 を 「1-Server」に変更します。
- 「サーバー設定の編集」をクリックし、Modeler とともにインストールされる Java™ を指すように 「Java パス」 を変更します。
例: [INSTALLDIR_MODELER]\jre\bin\java.exe
- 「JVM 引数」のデフォルト設定の後に
-cp com.ddtek.snowflake.phoenix.sql.server.Server
を追加します。 - 「適用」をクリックして、変更を保存します。
- Windows の環境変数を編集し、変数 Path に [INSTALLDIR_MODELER]\jre\bin と [INSTALLDIR_MODELER]\lib を追加します。
- Modeler クライアントを開始し、スノーフレーク・ドライバーに再接続します。
- 以下のコマンドを実行します。
export JAVA_HOME=/[INSTALLDIR_MODELERSERVER]/jre/
export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
- [INSTALLDIR_SDAP]\odbc.iniで、スノーフレーク・ドライバーの SQLEngineMode=0 を SQLEngineMode=1 に変更します。
- 以下のコマンドをバックグラウンドで実行して、SQL エンジンを開始します。
java -Xmx1024m -cp /[INSTALLDIR_SDAP]/java/lib/snowflake.jar com.ddtek.snowflake.phoenix.sql.server.Server -port 19947 &
- 同じコンソールで Modeler Server を再始動します。