Notes ID とパスワード
ユーザーが IBM® Notes クライアントと Notes ID を使用してクラウド内のメールサーバーに接続する場合は、Notes リモートプロシージャコール (NRPC) 認証を使って認証が行われます。
サービス専用環境と、パスワード要件を構成するためのオンプレミスのセキュリティポリシー設定を使用していないハイブリッド環境では、Notes ID のパスワードの長さは少なくとも 8 文字でなければなりません。また、0 (最も弱い) から 16 (最も強い) のパスワードクオリティスケールで、パスワードクオリティが 8 でなければなりません。 パスワードクオリティは、パスワードの複雑さのために必要な文字数を示します。 ハイブリッド環境では、オンプレミスのセキュリティポリシー設定を使用して、パスワード要件を制御できます。
デフォルトでは、Notes ID のパスワードには有効期限がありません。このデフォルト動作を維持することを推奨します。 ただし、IBM SmartCloud Notes 管理インターフェースを使用して、パスワードの有効期限の間隔を 30 日から 3650 日として構成することが可能です。 ハイブリッド環境では、オンプレミスポリシーによるパスワードの有効期限の管理を行いません。ただし、ポリシーを使用して、ユーザーのパスワードの有効期限が近づくとユーザーに警告が表示されるようにすることが可能です。
ユーザーが自分の Notes ID のパスワードを忘れた場合、社内管理者は、IBM SmartCloud Notes 管理インターフェースを使用して、パスワードを一時的な値に再設定できます。ユーザーが一時パスワードを使用して Notes クライアントからサービスにログインすると、パスワードの変更を求めるプロンプトが出されます。
ハイブリッド環境では、Notes 共有ログイン機能がサポートされます。この機能を使用すると、ユーザーは Microsoft Windows にログインした後で、Notes ID のパスワードを指定しなくても、Notes クライアントを使用することができます。この機能の利点は、Notes ID のパスワードを使ったり覚えたりしなくてよいことです。
Notes クライアントは、クライアントのサイドバーを使用して、クラウドサービスのインスタントメッセージコミュニティと、クラウドサービスのアクティビティに自動的に接続できます。(サービスのアクティビティにアクセスするには、コラボレーションサブスクリプションが必要です)。ユーザーが Notes クライアントからサービスメールサーバーにログオンした後、シングルサインオン機能により、同じセッション中は、クラウドサービスのアカウントのログイン資格証明を提供しなくても、これらのクラウドサービスにアクセスできます。サイドバーからオンプレミスとクラウドのインスタントメッセージサーバーまたはアクティビティサーバーの両方に接続するように、Notes クライアントを構成できます。この場合、ユーザーはクラウドサービスの自分のログイン資格情報を使用して、クラウドサーバーにアクセスします。