Internet Explorer ユーザー用に ActiveX コントロールを有効にする

Internet Explorer の ActiveX コントロールは、Internet Explorer を 使用する IBM SmartCloud Notes Web ユーザーにメールの拡張機能を提供します。

このタスクについて

ActiveX コントロールの使用は、[IBM SmartCloud Notes 管理] の [アカウントの設定] で有効にします。Web ブラウザ構成のセキュリティを強化し促進するために、ActiveX はデフォルトで無効になっています。ActiveX を有効にして Internet Explorer ユーザーに 追加のメール機能を提供する場合、そのためにブラウザの構成のセキュリティが低下する可能性があることに留意してください。

ActiveX を有効にした場合、 IBM SmartCloud Notes サービスへのログインに Internet Explorer を使用するユーザーに、ActiveX コントロールをインストールできる ようにするプロンプトが出されます。そのプロンプトでは、ActiveX コントロールを IBM® iNotes コントロールと呼んでいます。

ユーザーがこのコントロールを インストールすると、以下のタスクを実行できるようになります。
  • [プリファレンス] から IBM SmartCloud Notes web を デフォルトのメールクライアントにする。
  • Windows エクスプローラー、デスクトップ、[スタート] メニューからメールを送信する。
  • 外部の Web ページから Mailto:// リンクをクリックして、新規のメールメッセージを作成する。
  • 複数のファイルを選択してメールに添付する、複数の添付ファイルを保存する、添付ファイルを保存せずにダブルクリックして開く、複数の添付ファイルを Windows エクスプローラー またはデスクトップにドラッグする。
  • イメージをクリップボードにコピーしてから Ctrl+V を押すかメッセージツールバーのイメージアイコンをクリックして、イメージをメールに貼り付ける。
注: Internet Explorer を保護モードで実行すると、 ユーザーは添付ファイルの保存、メールからデスクトップへの添付ファイルのドラッグ、デフォルトのメールクライアントの設定ができなくなります。この問題を解決する方法と保護モード の詳細については、IBM 技術情報 1655831 を参照してください。この問題を解決する方法の 1 つは、メールサーバーまたはドメインを信頼できるサイトとして追加することです。この方法を使用する場合、 信頼できるサイトとして notes.<dc>.collabserv.com (ここで、dc は ご使用のデータセンター) または *.collabserv.com を指定します。

ActiveX コントロールの機能拡張がサービスにデプロイされている場合、ActiveX コントロールの更新をインストールするようユーザーにプロンプトが出されることがあります。ユーザーが更新をインストールしない場合、コントロールを必要とする機能は現在のセッションでは使用できなくなります。ユーザーがサービスに次回ログインすると、更新をインストールするようプロンプトが再度出されます。

Internet Explorer を使用する すべての Web ユーザーが ActiveX コントロールをダウンロードして使用できるようにするには、 以下の手順を実行します。

手順

  1. サービスにアドミニストレーターとしてログオンします。
  2. ご使用のアカウントにユーザー役割も含まれている場合は、[管理] > [組織の管理]をクリックします。
  3. ナビゲーションペインの [システム設定] セクションで、[IBM SmartCloud Notes] をクリックします。
  4. [アカウントの設定] をクリックします。
  5. [メールとカレンダーのオプション] をクリックします。
  6. [ActiveX 添付制御を有効にする。] を選択します。