最適化ダッシュボードの表示

最適化ダッシュボードで、合計コスト、オーダー、パッケージ、およびユニットに関連するノードおよび KPI に関する情報を表示できます。

最適化ダッシュボードへのアクセス

メニューから、 「Promise and fill」 > 「最適化」ダッシュボード を選択します。 デフォルトでは、ダッシュボードには 「過去 30 日間」のデータが表示されます。 「今日」 または 「過去 7 日間」 を選択するか、ダッシュボードの 「カスタム」 期間を定義することができます。 「最適化の要約」 セクションでは、選択した期間内に最適化された (1 日あたりの) オーダー、パッケージ、オーダー明細、およびユニットの数の概要を取得できます。

データを表示するために選択したオプションは保存されます。 次に、ダッシュボードを再度表示すると、前回表示する際に選択したオプションが選択された状態になっています。

注意: 最適化ダッシュボードでは、注文ステータスによって注文の詳細をフィルタリングすることができます。 購入前シナリオの注文を見るには、注文ステータスドロップダウンからカートを選択します。

設定

「設定」 タブには、最適化目標とそれに対応する重みのリストが表示されます。 最適化プロファイルの最適化目標と重みを設定するには、「最適化プロファイルの管理」 を参照してください。

ノード

「ノード」 セクション内で、フルフィルメント・ネットワーク内のノードのリストおよびマップ・ビューを表示できます。 ここでは、容量使用率とノード・バックログ日数に関する情報を確認できます。 フィルターを使用して、結果を絞り込みます。 ビューを切り替えて、展開、縮小、およびサイズ変更を行うことができます。

概要
「概要」 棒グラフは、ネットワーク内のノードと、それぞれの容量使用率 (1 日のみ) の累積ビューを表示します。 デフォルトでは、「今日」に設定されています。 カレンダーから日付を変更できます。 「概要」カレンダーで使用可能な日付は、ダッシュボードで選択された日付に制限されます。 棒は、X 軸に定義された容量使用率で実行されているノードの数を表します。 グラフ内の各グループは、同じノード・タイプのノードを表します。 例えば、ストアや DC などです。

ノード・リスト
「ノード・リスト」 には、ノードの要約と平均バックログ日数が表示されます。 「平均バックログ日数」 は、ノードの容量使用率がその日の使用可能なノード容量または処理計画よりも大きい場合に計算されます。 日付範囲が現在の日付以外に設定されている場合、列の値は、その期間中のノードのバックログ日数の平均を表します。

最もビジーなノードを表示するには、バックログが最も大きいロケーションが最初に表示されるように 「平均バックログ日数」 列をソートします。 バックログは、そのロケーションでの合計累積容量使用率を使用して判別されます。 例えば、 3.65 バックログ日数は、ストアに 3.65 日分の作業があることを示します。 この数には、その日の合計ノード容量を計算する際の、前日からの 2.65 日分のバックログ作業と、当日の 1 日分の作業が含まれます。

リスト内のノードをクリックすると、詳細情報が表示されます。 「ノード容量使用率」 グラフの単位数は、 Optimization serviceによってこのロケーションに割り当てられた単位を表します。 正確なノード容量使用率の数は、 Sterling Order Management Systemから取得されます。 Optimization service は、 Optimization serviceによって選択されなかったストアについては、この KPI に対する合計単位を保管しませんが、合計 CCU に対する合計単位を考慮します。

メトリック

このダッシュボードには、指定された期間内に最適化された注文のメトリックおよび重要業績評価指標 (KPI) を含むグラフも表示されます。 以下の表は、最適化ダッシュボード上のさまざまな KPI を定義しています。

表 1. 合計コスト KPI
重要業績評価指標 説明
配送コスト合計 選択した期間内に出荷されたオーダーの配送コスト見積の合計。
注: この数値は、 Optimization service がフルフィルメント・ロケーションを選択し、オーダーが特定の方法で、特定の運送会社とともに、特定の日付までに出荷されることを見積もるためのものです。 Sterling Order Management System は選択を受け入れることができますが、最終的にオーダーが出荷される方法はノードによって異なります。
合計処理コスト

選択された期間中に出荷されたオーダーの合計処理コスト。

時間単価 × 単位の処理に要した合計時間数 = 処理コストの合計
表 2. 注文 KPI
重要業績評価指標 (KPI) (key performance indicator (KPI)) 説明
オーダーの合計数 選択した期間内に各ノード・タイプによって履行された注文の総数。
単一および複数のパッケージでフルフィルメントされたオーダーの合計 選択した期間内に単一のパッケージおよび複数のパッケージでフルフィルメントされたオーダーの総数。
オーダー当たりの平均パッケージ数 選択された期間内に各ノード・タイプによって履行された、オーダーごとのパッケージの平均数。
オーダー当たりの平均オーダー明細数 選択された期間内に各ノード・タイプによって履行されたオーダーごとのオーダー明細の平均数。
オーダー当たりの平均単位 選択された期間内に各ノード・タイプによってフルフィルメントされた注文あたりの平均単位数。
テーブル3。 パッケージ KPI
重要業績評価指標 (KPI) (key performance indicator (KPI)) 説明
SLA 別の合計パッケージ数
選択した期間中に、SLA を満たしているか、SLA を満たしていないか、または出荷アップグレードで SLA を満たしていると予想されるパッケージの総数。
SLA を満たす
顧客 SLA を満たすと予想されるパッケージの合計数の見積もり。
SLA が欠落しています
いかなる状況でも SLA を満たすことができないために顧客に遅れて到着すると予想されるパッケージの合計数の見積もり。
出荷アップグレードで SLA を満たします
顧客 SLA を満たすためにアップグレードする必要があるパッケージの見積もり総数。 例えば、SLA が「グランド・シッピング」のオーダーは、オーダーがソーシングに費やす時間に対応するために、2 日間の航空便で優先処理する必要がある場合があります。
合計パッケージ 選択された期間内に出荷されたパッケージの総数。
運送会社サービス当たりの合計パッケージ数 選択した期間内に各運送会社サービスによって送信されたパッケージの総数。
ノード・タイプごとに満たされる合計パッケージ数 選択した期間内に各ノード・タイプによって履行されたパッケージの総数。
パッケージ当たりの平均コスト 選択した期間内に出荷された各パッケージの平均コスト。
パッケージ当たりの平均配送コスト 選択した期間内に出荷された各パッケージの平均配送コスト。
パッケージ当たりの平均処理コスト 選択した期間内に出荷された各パッケージの平均処理コスト。
パッケージ当たりの平均単位 選択した期間中に出荷された各パッケージ内のユニットの平均数。
テーブル4。 ユニット KPI
重要業績評価指標 (KPI) (key performance indicator (KPI)) 説明
装置の合計数 選択された期間内に出荷された単位の総数。
ノード・タイプごとの合計処理単位数 選択した期間内に各ノード・タイプによって満たされた単位の総数。