コネクターは、ベースの Tivoli® Directory
Integrator 製品または Security Directory Integrator 製品で使用可能になっている場合とそうでない場合があります。アダプターとディスパッチャーの間の通信を確立するには、コネクターが必要です。JCo パッケージをダウンロードしたら、内容を解凍して次の手順に従います。
手順
- Windows:
- sapjco3.jar ファイルを ITDI_HOME/jars/3rdparty/others にコピーします。
- sapjco3.dll ファイルを ITDI_HOME/libs にコピーします。 Windows では、JCo 3 により、Microsoft Visual C++ 2005 ライブラリーを追加でインストールすることが要求されます。これらのライブラリーを収録したパッケージに関するインストールの詳細については、「Microsoft サポート技術情報」の記事 973544 に規定されています。
- アダプター・サービスを再始動する。
- UNIX または Linux:
- 以下のように指定して、sapjco3.jar ファイルへのシンボリック・リンクを ITDI_HOME/jars/3rdparty/others に作成します。
ln -s <sapjco_install_dir>/sapjco3.jar
ITDI_HOME/jars/3rdparty/others/sapjco3.jar
- 以下のように指定して、SAP JCo インストール・ディレクトリーを動的ライブラリーに追加します。
export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:<sapjco_install_dir>
export LIBPATH=$LIBPATH:<sapjco_install_dir>
- ディスパッチャーを再始動します。 詳しくは、アダプター・サービスの再始動を参照してください。
注: これらの手順により、sapjco3 ライブラリーが、実行可能ファイルのパスおよびロード可能ライブラリーのパスに必要に応じて含められるようになります。
動的ライブラリー・パスの環境変数と Dispatcher を再始動するためのコマンドは、
UNIX オペレーティング・システムの種類によって異なる場合があります。
- Linux on System z 64 ビット・アーキテクチャー (s390x)
- 以下のように指定して、sapjco3.jar ファイルへのシンボリック・リンクを ITDI_HOME/jars/3rdparty/others に作成します。
ln -s <sapjco_install_dir>/sapjco3.jar
ITDI_HOME/jars/3rdparty/others/sapjco3.jar
- 以下のように指定して、SAP JCo インストール・ディレクトリーを動的ライブラリーに追加します。
export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:<sapjco_install_dir>
export LIBPATH=$LIBPATH:<sapjco_install_dir>
- SAP JCo がサポートされる Linux on System z は、64 ビット・アーキテクチャー用のみです。IBM® Tivoli Directory Integrator は 31 ビット・バージョンの Java™ のみとともにパッケージ化されています。追加で、64 ビット・バージョンの Java と連携して稼働するように構成する必要があります。 Dispatcher のみではなく完全な IBM Tivoli Directory Integrator インスタンス用に JVM を変更する手順は、次のとおりです。
- 以下のように指定して、Dispatcher を停止します。
/etc/init.d/ITIMAd stop
- IBM Java 1.5 64 ビット・リリース (ibm-java2-s390x-5.0.9.rpm など) をインストールします。
- 以下のように指定して、IBM Tivoli Directory Integrator JRE が 64 ビットになるよう変更します。
mv ITDI_HOME/jvm/jre ITDI_HOME/jvm/jre32
ln -s JAVA_1.5_64BIT_HOME/jre ITDI_HOME/jvm/jre
- 以下のように指定して、Dispatcher を始動します。
/etc/init.d/ITIMAd start