プロトコル構成設定の変更

このアダプターは DAML プロトコル を使用して IBM® Security Identity サーバー と通信します。

このタスクについて

DAML プロトコル

は非セキュア環境対応として構成されます。セキュア環境を構成するには、Secure Socket Layer (SSL) を使用し、証明書をインストールします。

DAML プロトコル は、唯一の使用可能なサポートされているプロトコルです。プロトコルを追加または削除しないでください。

手順

  1. 「Agent Main Configuration Menu」にアクセスします。
  2. B と入力します。DAML プロトコル が構成され、デフォルトでアダプターで使用可能になります。
    Agent Protocol Configuration Menu
    -----------------------------------
    Available Protocols: DAML
    Configured Protocols: DAML
    A. Add Protocol.
    B. Remove Protocol.
    C. Configure Protocol.
    
    X. Done
    
    Select menu option
  3. 「Agent Protocol Configuration Menu」で C を入力して、「Configure Protocol Menu」を表示します。
    Configure Protocol Menu
    -----------------------------------
    A. DAML
    
    X. Done
    
    Select menu option:
  4. A 文字を入力して、プロトコルのプロパティーが含まれる、構成済みプロトコルの「Protocol Properties」メニューを表示します。

    以下の画面は、DAML プロトコル・プロパティーの例です。

    DAML Protocol Properties
    --------------------------------------------------------
    
    A. USERNAME           ****** ;Authorized user name.
    B. PASSWORD           ****** ;Authorized user password.
    C. MAX_CONNECTIONS    100    ;Max Connections.
    D. PORTNUMBER         45580  ;Protocol Server port number.
    E. USE_SSL            FALSE  ;Use SSL secure connection.
    F. SRV_NODENAME       -----  ;Event Notif. Server name.
    G. SRV_PORTNUMBER     9443   ;Event Notif. Server port number.
    H. HOSTADDR           ANY    ;Listen on address < or "ANY" >
    I. VALIDATE_CLIENT_CE FALSE  ;Require client certificate.
    J. REQUIRE_CERT_REG   FALSE  ;Require registered certificate.
    K. READ_TIMEOUT       0      ;Socked read timeout (seconds)
    L. DISABLE_SSLV3      TRUE   ;Disable SSLv3 and earlier
    M. DISABLE_TLS10      FALSE  ;Disable TLS 1.0 and earlier
    X. Done
    Select menu option:
  5. 以下のステップに従い、プロトコル値を変更します。
    • 構成するプロトコル・プロパティー用のメニュー・オプションの文字を入力します。 次の表では、それぞれのプロパティーについて説明しています。
    • 次のいずれかのアクションを取ります。
      • プロパティー値を変更し、Enter キーを押して、新しい値が適用された「Protocol Properties」メニューを表示します。
      • 値を変更しない場合は、Enter キーを押します。
      表 1. DAML プロトコル メニューのオプション
      オプション 構成タスク
      A 以下のプロンプトが表示されます。

      Modify Property 'USERNAME':

      ユーザー ID (例えば agent) を入力します。IBM Security Identity サーバー は、この値を使用してアダプターに接続します。デフォルトのユーザー ID は、agent です。

      B 以下のプロンプトが表示されます。

      Modify Property 'PASSWORD':

      パスワード (例えば agent) を入力します。IBM Security Identity サーバー は、この値を使用してアダプターに接続します。デフォルトのパスワードは、agent です。

      C 以下のプロンプトが表示されます。

      Modify Property 'MAX_CONNECTIONS':

      同時にオープンする接続でアダプターがサポートする最大数を入力します。 デフォルトの数は、100 です。

      D 以下のプロンプトが表示されます。

      Modify Property 'PORTNUMBER':

      異なるポート番号を入力します。

      この値は、IBM Security Identity サーバーがアダプターとの接続に使用するポート番号です。デフォルトのポート番号は、45580 です。

      E 以下のプロンプトが表示されます。

      Modify Property 'USE_SSL':

      TRUE では、セキュア SSL 接続を使用してアダプターに接続することが指定されます。USE_SSL を TRUE に設定する場合、証明書をインストールする必要があります。デフォルト値の FALSE にすると、セキュア SSL 接続を使用しないように指定されます。

      注: イベント通知を使用するには、デフォルトでは、 USE_SSL が TRUE に設定されている必要があります。 イベント通知を使用するには、USE_SSL を TRUE に 設定し、証明書と鍵を PKCS12 ファイルからアダプターに追加する必要があります。
      F 以下のプロンプトが表示されます。

      Modify Property 'SRV_NODENAME':

      IBM Security Identity サーバー をインストールしたワークステーションのサーバー名または IP アドレスを入力します。

      この値は、イベント通知および非同期要求処理で使用する、IBM Security Identity サーバー の DNS 名または IP アドレスです。

      注: ご使用のオペレーティング・システムが、インターネット・プロトコル・バージョン 6 (IPv6) 接続をサポートしている場合、IPv6 サーバーを指定できます。
      G 以下のプロンプトが表示されます。

      Modify Property 'SRV_PORTNUMBER':

      IBM Security Identity サーバー にアクセスするための異なるポート番号を入力します。

      アダプターは、このポート番号を使用して IBM Security Identity サーバー に接続します。デフォルトのポート番号は、9443 です。

      H HOSTADDR オプションは、アダプターが稼働しているシステムに複数のネットワーク・アダプターがある場合に役立ちます。 アダプターが listen する必要がある IP アドレスを選択できます。

      デフォルト値は ANY です。

      I

      以下のプロンプトが表示されます。

      Modify Property 'VALIDATE_CLIENT_CE':

      IBM Security Identity サーバーがアダプターと通信するときに証明書を送信するには、TRUE を指定します。このオプションを TRUE に設定する場合、オプション D から I を構成する必要があります。

      IBM Security Identity サーバーに証明書なしでのアダプターとの通信を許可するには、デフォルト値である FALSE を指定します。
      注:
      • プロパティー名は VALIDATE_CLIENT_CERT ですが、この名前は、agentCfg により画面に収まるように切り捨てられます。
      • 適切な CA 証明書のインストール、およびオプションとしての IBM Security Identity サーバー証明書の登録には、certTool を使用する必要があります。
      J

      以下のプロンプトが表示されます。

      Modify Property 'REQUIRE_CERT_REG':

      この値は、オプション I が TRUE に設定されている場合に適用されます。

      アダプターが SSL 接続を受け入れる前に、IBM Security Identity サーバー からのクライアント証明書にアダプターを登録するには、TRUE と入力します。

      クライアント証明書を CA 証明書のリストと照合するには、FALSE を入力します。デフォルト値は FALSE です。

      K 以下のプロンプトが表示されます。

      Modify Property 'READ_TIMEOUT':

      IBM Security Identity Governance and Intelligence とアダプターの接続のタイムアウト値 (秒単位) を入力します。

      このオプションは、IBM Security Identity Governance and Intelligence とアダプターの間にファイアウォールがあるセットアップに適用されます。 このファイアウォールのタイムアウト値は、IBM Security Identity Governance and Intelligence 上の最大接続経過時間 DAML プロパティーより小さい値です。トランザクションの実行時間がファイアウォール・タイムアウト値を超えると、ファイアウォールは接続を強制終了します。 接続が強制終了されると、アダプターに残された不正な接続スレッドが原因で、アダプターがクラッシュすることがあります。

      指定されたセットアップが原因でアダプターがランダムに停止する場合は、READ_TIMEOUT の値を変更します。この値は、秒単位にする必要、およびファイアウォールのタイムアウト値未満にする必要があります。

      L 以下のプロンプトが表示されます。

      Modify Property ‘DISABLE_SSLV3’:

      SSLv3 は非セキュア・プロトコルと見なされており、デフォルトでは無効になっています。SSLv3 を有効にするには、この値を FALSE に設定します。この値が存在しない場合、または FALSE ではない場合は、SSL の使用時に SSLv3 プロトコルは無効になります。

      DAML は、ISIM_ADAPTER_CIPHER_LIST という環境変数があるかをチェックします。

      この変数には、SSL プロトコルの暗号のリストが含まれている可能性があります。DAML は openSSL ライブラリーを使用して SSL をサポートします。暗号ストリングは初期化中に openSSL に渡されます。使用可能な暗号名と構文については、OpenSSL の Web サイト (https://www.openssl.org/docs/apps/ciphers.html) を参照してください。 このストリングを使用すると、失敗が発生するのは、いずれの暗号もロードできない場合のみです。少なくともいずれか 1 つの暗号がロードされれば、成功と見なされます。

      M 以下のプロンプトが表示されます。

      Modify Property 'DISABLE_TLS10':

      いくつかある脆弱性のうち、TLS 1.0 には中間者攻撃に対する脆弱性があり、データ通信の完全性および認証がリスクにさらされます。サーバーでの TLS 1.0 サポートの無効化により、この問題は十分軽減されます。

      TLS 1.0 を無効にするには、この値を TRUE に設定します。この値が存在しないか、FALSE ではない場合、SSL の使用時に TLS 1.0 プロトコルが無効になります。

      注: すべての SSL 通信で TLS 1.2 を使用してください。Identity Manager での TLS 1.2 の有効化を参照してください。
  6. プロンプトで以下のステップに従います。
    • プロパティー値を変更し、Enter キーを押して、新しい値が適用された「Protocol Properties」メニューを表示します。
    • 値を変更しない場合は、Enter キーを押します。
  7. その他のプロトコル・プロパティーを構成するには、ステップ 5 を繰り返します。
  8. 終了するには、「Protocol Properties」メニューで、X を入力します。