Oracle リソースの監査の使用可能化

Oracle Database Adapter がユーザー・アカウントの最終アクセス日付を取得できるように、データベースの監査を使用可能にする必要があります。

このタスクについて

監査が使用可能でない場合は、Oracle Database Adapter は、ユーザーが最後にアカウントにアクセスした時期に関する情報を取得できません。

手順

  1. init.orafile.Alternatelyで初期化パラメーター 監査証跡TRUE に設定すると、SQL コマンド・ライン・プロンプトで以下のコマンドを発行できます。
    ALTER SYSTEM SET audit_trail=TRUE scope=SPFILE
  2. データベース・インスタンスを再始動します。
  3. ユーザーのログオンとログオフの監査を有効にするには、Oracle 管理者権限を持つユーザーとしてログオンします。 SQL コマンド行のプロンプトで以下のコマンドを発行します。
    AUDIT CONNECT

次の手順

インスタンス上で監査が使用可能であることを確認するには、SQL コマンド行のプロンプトで以下のコマンドを発行します。
SHOW PARAMETER AUDIT_TRAIL
パラメーター AUDIT_TRAIL とその値が表示されます。 NONE および FALSE 以外の値であれば、監査は使用可能です。 パラメーターについて詳しくは、Oracle オンライン・ヘルプを参照してください。