idsdirctl

idsdirctl コマンドは、Directory Server を始動または停止します。

説明

idsdirctl コマンドは、管理サーバーの制御プログラムです。

idsdirctl コマンドを実行するには、1 次管理者であるか、またはサーバーを始動または停止する権限を持つローカル管理者のメンバーでなければなりません。

構文

idsdirctl [options] command -- [ibmslapd options]
ここで、command は、idsdiradm ユーティリティーによって実行するコマンドを示します。 パラメーターの値は以下のいずれかでなければなりません。
start
Directory Server を始動します。
stop
Directory Server を停止します。
restart
Directory Server を停止してから始動します。
status
Directory Server が実行中か停止しているかを示します。
statusreturn
終了コード 0=running1=starting2=stopped を設定します。
admstop
Directory Server の管理サーバーを停止します。
startlogmgmt
Directory Server のログ管理機能を開始します。
stoplogmgmt
Directory Server のログ管理機能を停止します。
statuslogmgmt
Directory Server のログ管理が実行されているかどうかを示します。

使用法

管理サーバーの制御プログラム idsdirctl を使用して、Directory Server を始動、停止、再始動するか、または Directory Server の状況を照会できます。 また、管理サーバーを停止する場合にも使用できます。 このコマンドを機能させるには、管理サーバー idsdiradm が稼働している必要があります。 詳しくは、 ibmdiradmを参照してください。

idsslapd オプションを指定する場合は、そのオプションの前に -- を付ける必要があります。 idsslapd-a パラメーターと -n パラメーターのみがサポートされます。

idsdirctlの構文ヘルプを表示するには、 idsdirctl -?と入力します。

オプション

idsdirctl コマンドのオプションは次のとおりです。
-D adminDN
コマンドへのバインド DN を指定します。 -D オプションの代わりに -d を使用することもできます。
-h ホスト名
ibmdiradm が実行されているシステムのホスト名を指定します。 -h オプションの代わりに -H を使用することもできます。
-K 鍵ファイル
鍵に使用するファイルを指定します。
-N キー名
鍵ファイルで使用する秘密鍵名を指定します。
-p ポート
ibmdiradm が listen するポート番号を指定します。
-P key_pw
鍵ファイルのパスワードを指定します。
-v
冗長モードで実行することを示します。
-w adminPW
非エコー・プロンプトにバインド・パスワードまたは ? を指定します。 UNIX 上で単一文字のファイル名が一致しないようにするには、円記号 \? を使用します。 -w オプションの代わりに -W を使用することもできます。
-Y
startTLS プロトコルを使用して、セキュア LDAP 接続を使用するように指定します。 -Y オプションがサポートされるのは、GSKit がインストールされているときのみです。
-Z
Secure Sockets Layer (SSL) と Transport Layer Security (TLS) を使用して、セキュア LDAP 接続を使用するように指定します。 -Z オプションがサポートされるのは、SSL コンポーネント項目に対してのみで、かつ GSKit がインストールされているときのみです。
-?
ヘルプを表示することを指定します。
-1 秒: usec
connect() 関数のタイムアウトを秒およびマイクロ秒で指定します。 秒およびマイクロ秒の値は、正整数で指定してください。

例 1:
サーバーを構成専用モードで始動するには、次のコマンドを実行します。
idsdirctl -h hostname -D myDN -w mypassword -p 3538 start -- -a
例 2:
サーバーを停止するには、次のコマンドを実行します。
idsdirctl -h hostname -D myDN -w mypassword -p 3538 stop